週末号として、メルマガをお送りいたしましたけれども、
長くなると行けないと思って、短くしてしまいました。
一応、簡単に補足として付け加えてゆきたいと思います。
まず、大きな流れとして、今回の危機とリスクの流れを見て行きたいと思います。
金融機関にあったリスク(不良債権)が、
TARPなどを通じて、政府が買い取ったのはご存知の通りだと思います。
それに加えて、時価会計を止めたことで、不良債権が表面化しなくなっています。
その結果、金融機関は黒字を達成したり、過去最高益を更新したりして、
高額ボーナスが再開しているんです。
民間のリスクを国家に移転して、問題の先送りをしているだけなのにです。
その間、何をしているのかと言うと、
ドルを連日刷り撒くっているのです。
アメリカのマネタリーベースは約2倍になったので、
実質、100ドルは50ドルの価値しかないのです。
すでに、これが起きているのです。
それがこれから徐々に加速してくると思います。
事実、ドル売りの残高が過去最高になっている点は見逃せないのです。
そして、オバマさんは、金融機関を次は助けないと明言しています。
オバマ政権からすれば、高い支持率を犠牲にして金融機関を救って、
今やその支持率は50%となって、不支持率を若干上回っている程度なのです。
そして、今度は、公約どおりに国民皆保険を実施しようとしていますが、
お金はどこから???って思っています。
それに加えて、州政府の債務も大変です。
アメリカの負債の総額は、少し前で50兆ドルと言われていましたが、
いまや、その規模はもっと膨れているんじゃないかと思っています。
この問題を解決する方法は、理論上はこうだと言うのはあっても、
現実的にはとんでもないことになることが多いのです。
いずれにしても、僕らの想像をはるかに超える事態が起きる可能性は
極めて高いと考えておくべきだと思うんです。
ジム・ロジャーズさんは、通貨危機が起きると言われています。
大量に刷ったお金はそのファンダメンタルズに従って下落します。
それが今のドル安と思います。
通貨危機ですから、大暴落が起きて、それが世界に連鎖するわけです。
当然、デフォルトする国が出てもおかしくないのです。
金融機関の倒産ではなくて、国家の連鎖倒産が起きる危険性が
今、眼前に迫っていると思うんです。
ですが、これは、僕らにとって危機ではなくて、
最大のチャンスだと思っています。
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