ブロ友さんに教えていただいた「所得金額調整控除」。23歳以下の子供がいて夫婦それぞれ850万以上の年収があれば、扶養していなくても控除されるというものです。

 

多くの子供ありのパワーカップルの場合、より収入が高い方が子供を扶養しているケースが多いですが、この所得金額調整控除は、扶養していない人が申請できるものです。


申告してみた


この制度ができたのが2020年らしいので、2021(令和3年)、2022(令和4年)に遡って確定申告の更正申告?しました。


2020年は年末調整で私が、たまたま「所得金額調整控除」をポチしてたらしく、控除金額が源泉徴収票にのっていたので還付申告はしませんでした。

 

 

夫婦共に年収850万を超えているパワーカップルの母数が少ないのか具体的な手順はYouTubeで見つからなかったけど、なんとか実施して、最後は国税の方々に助けてもらって、5万円が戻ってきました!


超ざっくりな手順はこちら

 

手順は紙は一切使わない電子申告を採用しました。

1.e-Taxで確定申告書等作成コーナーにアクセスします。

 

 

2.「スマートフォンを使用してe-Tax」を選択


3.遡って更生の請求申告をします。

「マイナポータルと連携」にチェックして「次へ」。

「利用規約に同意して次へ」

 

4.進んでいき「QRコードでログイン」をクリックするとQRが表示されるため、それをスマホにインストールしたマイナポータルで「読み込み」で読み込む。



4桁のパスワードをスマホに入力する。

 

スマホ側でQRを読み込むと、マイナンバーカードを求められるため、マイナンバーカードをテーブルに置いて、スマホのカメラ側の面を下に乗っけて「読み取り開始」。

 

「成功しました」と表示されたら、スマホはこれで終わり。過去分はスマホ用の入力画面がないっぽいのでこっから先はPCで入力していきます。PCでは「認証完了」と表示されているはずです。

 

5.次へでどんどん進んでいくとやっと国税庁の急に古い作成画面が表示されます。

「次へ進む」をクリックし、個人情報を確認します。

 

6.また少し今風な画面が現れ、はい、いいえで答えます。以下の画面ではいいえになっていますが、ふるさと納税をしている方は4つ目は「はい」です。

7.次へをクリックして、「源泉徴収票」を入力していきます。

8.各項目入力していき、下にスクロールすると「所得金額調整控除額の記載」欄があります。今回のブログタイトルのコレです。これをありにして更正申告(多く納税したお金を取り戻す)しました!




9.次へで進みます。ここから先は通常の確定申告なので、ふるさと納税や、株式など漏れなく入力します。(基本的に再度全て入力します)


還付いただきました


毎年、外国税など払い過ぎている分が5万円ほど戻ってくるのですが、それに加えて、子供の扶養によりプラス2万5000円戻ってきました!2年分で15万円ほど(扶養だけだとプラス5万円)戻していただきました!


パワーカップルの皆様、旦那さんが扶養してても年収が850万以上あれば、年末調整のときに、ちゃんと所得金額調整控除額の記載を忘れないようにしましょう!忘れたら、今回の方法で更生申告しましょう。