暗号資産を始めたばかりの方が気になるのは、ズバリ!!どのコインを保有すれば将来の資産形成につながるのか!?ではないでしょうか
今回お伝えするリップル(XRP)は、手数料が抑えられ、企業や機関と提携する事例も増えていることから、多くの銀行や金融機関から注目されている仮想通貨です。
- 高速かつ低コストの送金が可能
- 大手銀行と連携しているため信頼度が高い
- SEC訴訟やニュースで価格が大きく左右される(高ボラティリティ
このようなことから
リップル(XRP)の価格動向に注目する投資家も少なくありません。
本記事では独自システムの仕組みやビットコイン・イーサリアムとの比較を解説しています。
これらを把握することで、今後の投資判断に役立つ情報を得られるかと思いますので、是非最後までご覧になっていただき、リップル(XRP)に関する理解度を深めてもらえると幸いです
リップル(XRP)とは?
リップル(XRP)は、米カリフォルニア州に本社を置くリップル社が開発した暗号資産で、国際送金ネットワークであるリップルネット上で利用されています。
海外送金において重要なスピードとコストを大幅に削減する仕組みが整っていて、一般的に海外送金を行う際に利用されている「SWIFT」に代わる新しい方法として世界の金融機関や銀行から注目を集めています。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった従来の仮想通貨と異なり、大規模な計算能力を不要とするコンセンサスアルゴリズムを採用しているため、取引スピードが非常に速いのが特徴です。
実際に送金完了までの時間が数秒ほどで済み、手数料は約0.0004ドルと安価に抑えられることから、ビットコインなどで問題となりがちなマイニングの負荷が軽減されている点も特徴のひとつであります。
運営元であるリップル社がXRPの発行と管理を行っていて、約1000億XRPのうち半分以上をエスクローでロックアップして市場への供給を調整しています。この仕組みによって価格の極端な変動を抑え、将来的な資産形成を見据えた予測が立てやすいと考えられます。
また、高速かつ低コストの取引が可能な通貨として、今後も銀行や企業との提携が進むと見られていて、初心者でも理解しやすい国際送金手段の選択肢として期待が寄せられているのです!
国際送金システムとして注目される理由とXRPの特徴を解説!
冒頭で、国際送金のスピードと手数料を大幅に削減できる点が、多くの金融機関から評価されている。とお伝えしましたが、もう少し詳しくお伝えすると...
リップルネットを活用すると、従来は数日かかっていたSWIFTの処理が短時間で完了し、コストも低減できるため利便性が高い。という部分が多くの金融機関から評価されていて、この仕組みはリップル社の集中管理と分散台帳技術を組み合わせたもので、大量の計算作業を必要としない拡張性が特徴です。
実際に、実証実験や実需の活用で、多くの銀行が送金業務を簡素化し、企業などの資金移動を効率化しています。
利用者にとっては、海外への支払い時に高い手数料を負担しなくて済むという最大のメリットがあります。さらに速やかな送金が実現されることで、取引のタイミングを逃しにくくなるという利点もあります。
このようにXRPは、金融インフラの新しい選択肢として多くの注目を浴びていて、今後はさらなる導入事例の増加が見込まれ、国際的な送金システムの在り方を変える可能性を秘めているのです
リップル社と銀行・金融機関が提携する大きなメリットとは!?
リップル社と銀行・金融機関が提携することで、円滑な国際送金が実現可能となります。従来の複雑な送金ルートを最小限にできる分、送金時間が短縮され、手数料の負担も軽くなります。
また、リップルネットを採用すれば、金融機関にとって送金確認のプロセスが容易になったり、コルレス銀行を経由した面倒な手続きが減り、顧客に対してもスピーディーなサービスを提供しやすくなる。といったメリットがあります。
このようなことから、企業側でも、海外拠点との取引が円滑に進むメリットが大きく、仲介業者を介さないため、資金の移動や情報のやり取りにかかる時間を削減できることから、多くの金融機関がリップルネットの導入を検討しており、今後も提携事例の拡大が想定されています。
暗号資産リップル(XRP)が実現する高速・低コスト送金の仕組みとは!?
従来の国際送金では、銀行や送金業者を経由するため時間と手数料がかかり、時には送金が滞るトラブルも報告されていたのですが、リップル(XRP)はこの問題を解決する狙いで開発され、高速かつ低コストな送金を可能にしています。では、リップルはどのような仕組みで、高速・低コスト送金を行っているのか!?それは大きく分けて以下の3点になります。
①ブロックチェーンとは違う独自のシステムを構築
リップル(XRP)は分散型台帳技術を活用しながらも、XRP Ledgerという独自の分散台帳技術を用いている。この仕組みによって高速を維持しつつ、低コストな取引が実現されている点がひとつの特徴でとしてあります。
②マイニングを行わない
リップル(XRP)は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のようにマイニングを行いません。PoWのような大規模マイニングを必要とせず、特定の信頼できる検証者が承認を行うため、承認プロセスが短時間で完結できることから、XRPが瞬時に送金可能となり、双方の資金決済をスムーズに行えます。
③トランザクション処理能力が高い
XRP Ledgerは、ビットコインやイーサリアムと比べてトランザクション処理能力が高く、大量の送金需要にも応えられる拡張性があることから、多くの銀行や金融機関から注目を集めているます。独自開発された仕組みのため、中央集権的な管理が行われる一方で、信頼性を重視した設計が導入されているため。新しい金融サービスやクロスボーダー取引に適した候補として、多彩な活用方法が模索されています。
このように、リップルネットでは、複数の金融機関を直接つなぎ、データ伝達の遅延を最小限に抑える仕組みを採用していて、これにより中継銀行を挟まないシンプルな送金ルートが実現し、コスト削減にもつながる。といった一石二鳥な仕組みになっているのです
価格上昇の期待要因とビットコインやイーサリアムとの比較
これまで、リップル(XRP)の特徴や独自の送金システム(XRP Ledger)の仕組み、金融機関から注目される理由についてお伝えしました。ここからは、リップル(XRP)の成長性(期待要因)とビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)との違いについて解説します!
3つの成長期待(要因)
- 金融機関や企業の採用拡大による需要増
- スマートコントラクトやDeFi分野への応用が実現した場合の技術革新
- 世界各国での法整備や規制の明確化
ビットコインやイーサリアムはマイニングを通じたPoWモデルが主流ですが、リップルは特定の検証者による承認方式を取っているため送金速度が速い。コストの面でも優位性がある一方、中央集権型への批判がある点を意識する必要があります。
国内外の企業と提携が進めば、XRPの需要はさらに拡大すると考えられます。反対にSEC訴訟が悪い方向に進むと、価格や流動性が低下するリスクは否定できませんが、最終的には、技術面と規制面の両方が好転することで大きく価値を伸ばす可能性があります。
ビットコインやイーサリアムとは異なる特徴を理解しながら、適切なタイミングを見計らいたいところですね
リップル(XRP)を保有する際の注意点
以下はリップル(XRP)を保有する際の注意点になります。リップル(XRP)には人気が高い故に、その多くのメリットに注目が集まっていますが、実際に投資を行う際には、メリットデメリット双方に目を通した上で投資判断を行うことが大切です!
発行総額や時価総額から見るXRPの投資魅力と潜在リスク
リップル(XRP)は発行総額が大きい一方で、リップル社によるロックアップが実施され、供給量を管理しています。これは市場の混乱を抑制する狙いがあります、中央集権的な色合いを強くする一因ともいえます。
XRPの時価総額は常に暗号資産ランキングの上位に位置し、国際送金など実需を背景とした期待を受けていることが、リップル社の株式上場の可能性やリップルネットの需要拡大も成長シナリオを後押ししています。
またサイドチェーンの追加など技術面の取り組みも活性化しているますが、SEC訴訟の一連の動向によっては価格にマイナスの影響が及ぶリスクを含んでいます。
将来性と潜在リスクを比較しながら投資を検討する場合、リップル社の展開や規制面の状況を定期的に確認する必要があり、外部要因に左右されやすい面を意識しつつ、長期的視点で判断することが重要といえます。
リップル社が抱える最大の課題:SEC訴訟の影響
XRPを発行するリップル社は、SEC(米証券取引委員会)との訴訟で注目を浴びています。SECは未登録の有価証券としてのXRP販売が問題だと主張し、リップル社はXRPが通貨に相当すると反論しています。
一審では一部の取引が証券として扱われる判断が出ましたが、最新のニュースでは、CFTCの元委員長がSECが訴訟を取り下げる可能性を示唆する意見を述べたこともあり、楽観的な見方が広がりつつあります。
一方で、もしSECが勝訴すれば、アメリカ国内での取扱いが制限されるリスクもあり、その場合は、XRPの流動性や価格に大きな影響を与えると予想されています。
法的明確性が得られれば、XRPのETF化や米国内での取扱い拡大が期待されますが、裁判の結果次第では、リップル社の事業方針や市場評価が大きく変わる可能性もあるため、最新ニュースを確認しながら資産運用や投資判断を行うことが大切ですね!
リップル(XRP)価格動向
(参照)https://coinmarketcap.com/ja/currencies/xrp/
coinmarketcapを見ると、リップル(XRP)の最安値は0.5805円となっており、本日12/30現在での上昇率は35,000%を超える動きとなっています。
時価総額ランキングでは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、テザー(USDT)に次ぐ4位となっており、仮想通貨市場での影響力が大きいことがわかります。
また、日本国内の仮想通貨取引所はもちろん、BINANCEやBitget、Bybitといった大手取引所のほか、BiggbossやFixcio、STARTRADERといったFX業者でも取引が行えるため、取引の行いやすい=流動性が高い通貨といえるでしょう!
リップル(XRP)の将来性
リップルはSWIFTに代わる国際送金手段を目指す通貨として注目されています。取引処理の速さや手数料の安さが評価され、大手ITグループのSBIをはじめとする金融機関との連携も進んでいます。実需を伴うブリッジ通貨としての役割が強く、今後も多彩な活用事例の増加が期待されています。
また、XRPは専用のコンセンサスアルゴリズムを用いた仕組みにより、ビットコインやイーサリアムと比較して迅速な承認が可能です。国際送金に関わる企業が利用を拡大していて、価格面でも大きな注目を浴びています。
こうした背景から時価総額ランキングでも上位に位置し、安定した需要を確保しています。
SEC訴訟などの課題は残りますが、法的な明確化が進めばさらなる躍進が見込まれます。とはいえ、裁判の結果によっては否定的な影響を被る可能性もあるため、最新ニュースのチェックは必須です!
まとめ
ということで、今回はリップル(XRP)についてお伝えしました。
リップル(XRP)への投資目的は、国際送金での手数料削減や将来的な価格上昇による資産形成など多岐にわたります。一方で、中央集権型ゆえの規制リスクがあるため、裁判や法制度の動向を常に意識する必要があります。
また、リップル(XRP)を保有している方は、小まめに仮想通貨ニュースや市場の動向を確認して、時価総額や価格の変化を把握することが大切です。余裕資金の範囲内でリスクを分散し、全資産を集中投下しないよう管理して健全な運用を行うことが大切です。