おはようございます、海外商品市況ですが
NYゴールドは反落。米中堅銀行ファースト・リパブリック銀行に対して米政府は救済に消極的との報道やドイル政府が経済成長見通しを上方修正したことからドル安になったことが支援要因となりましたが、その後は米国債の利回り上昇を受けて戻りを売られて時間外取引の安値を割り込み下落した。チャートを見てみると上値抵抗帯と考えられる右肩下がりの短期移動平均線を上回る時間帯もあったものの押し戻され下値ではサポートされている中期移動平均線を若干割込んで終了。短期と中期の平均線のデットクロスが数日内に現れる可能性があり素直に反応するのか?逆シグナルになるのか?注目です。
NYプラチナは続伸。対ユーロでのドル下落から上伸。チャートを見てみると大きな上ヒゲ形成となり上値には抵抗を感じる情勢。前日の大きな下ヒゲ形成、本日の上ヒゲ形成でどちら再度に抜け出るのかに注目です。
NY原油は大幅続落、米消費者景気信頼指数の悪化を受け景気後退懸念が再熱。これに伴うエネルギー需要に警戒感が強まり大幅下落となった。チャートを見てみると月初に明けた窓埋め完了となりましたが、出し切った感はまだなく、値位置的には先月安値からの上昇幅に対して半値近くまで後退したことで下げ一服感が台頭するのか?まだまだ出し切っていないのか?に注視したい場面。
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