今週のドル円見通し&IMM日本円のポジションにも注意 | トレードタイム 情報サポート室

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■先週は、注目されたFOMCで予想通り、FF金利が0.75%-1.00%に

引き上げられました。
 
しかし、事前に予想された年4回の追加利上げ見通しが
見えなかったことで、「噂で買って事実で売る」といった典型的な
パターンとなり、112円台に下落することとなりました。
 
また、今月15日に米国における「超党派予算法」が期限切れとなり、
翌日から米国連邦債務上限が復活しました。一時的に債務超過が
回避できたものの、中期的には問題が残る格好となっていることも
リスク選好を抑制させる展開となっています。
 
 
 
■今週は、G20財務相・中央銀行総裁会議が行われ、
結果的には「反保護主義」を共同声明に明記できなかったことで、
ドル安圧力がジワジワと重くのしかかり、今後の米国との
2国間協議で貿易協定を結ばざるを得ない展開となることが
予想されます。
 
特に日米間では自動車や農業といった分野においては、
警戒が必要であると思われます。
 
その意味では、米国株式市場が下り坂に入りだしてきたときに突然と、
「日本円けん制」発言が飛び出す可能性があるので
警戒は必要であると見ています。
 
 
 
■そして、為替市場の材料にはなりにくかったのですが、
今週の大きな注目問題となるのが、23日に行われる学校法人
「森友学園」における証人喚問が焦点になる可能性も
あるという認識をもった方が良いでしょう。
 
これまで支えてきたアベノミクスに亀裂が入りだす恐れがあり、
株式市場でも警戒感が高まり、株安からのリスク回避の展開で
円高方向に偏る恐れも視野に入れておきたいです。
 
また、西側では、4月のフランス大統領選挙やギリシャ追加支援問題への
警戒感があるだけリスク選好を抑制する話題が
あるのも注意が必要です。
 
 
 
■一方、ドル円チャートをみると、今週も一度115円台に
突入するもその後は下落する展開となり、結局レンジ相場となっています。
 
しかし、テクニカルでは、中期重要抵抗とされる100日移動平均線を
引値ベースで下回り売り優勢となっています。
 
これは、ドルインデックスでも上記同様の展開となっていることもあり、
ドル売り優勢が目立つとみています。
 
また、IMM日本円でも売り越し幅は前週と比べ16,597枚拡大していることも、
円買い材料になりやすいので、安易な買いには注意したいです。
 

 

 

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