中期材料から今後の展開を読んでみると・・・ | トレードタイム 情報サポート室

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■昨日のドル円は、一時103円台を付ける場面もありましたが、
原油価格の下落や
今夜の経済指標を前に利食い売りに押され、
102円ミドルで終了しました。



■ここ最近の動きは、主要国の金融政策に対する思惑や
要人発言で変動しています。

確かに為替相場を予想する上では重要なファクターです。

一時的な金利の上下動で相場の大勢は変わることなく、
もっと大きな流れを読む必要があると考えています。



〜大きな流れを再確認すると〜


仮に米国サイドで利上げを実施した場合、自国は将来に対する
インフレ予防としての効果はあります。

しかし、新興国や産油国経済のマネーは一気に資金流出し、
不況から更に深刻なデフレが生じます。


日本サイドの追加緩和、つまりマイナス金利の深堀りは、
金融機関の収益圧迫につながります。マイナス金利以外の
選択肢としては、国債やETFといったところで、
これも日銀のリスクを晒しに行くようなもので、
将来的な不安要素を残す形です。


それ以外の選択肢というと、国民から金融機関に
対する手数料増額しか方法はないのです。


大借金国の行く末は国民にどう負担をかけさせるのか‥?


既に今年度の医療費は過去最大規模に増え、
社会保障費や防衛費、そして未曾有の震災復興費と
材料を挙げればきりがないくらいです。

この状況下で日銀頼みの円安期待をする方が
間違いではないかと思います。


安倍政権に肩を持つわけではありませんが、
今の状況から勘案すれば、ETFや株式を購入するという
選択肢は必然といえる選択肢にも見えます。

むしろ、リスクを取りにいって資金を作らなければ、
企業と一緒で、資金ショートしてしまうのです。

いずれにしても、グローバル化した世界経済の中では
自国経済だけでなく、全体的な流れを把握し、適切に
対処する必要があります。

今は、時間の経過の中で原油価格を含め商品価格の
上昇期を待つしかなく、
主要国の金融政策は静観の時期であるとみています。



■この様に大きな視点からみると、まだ円が買われる
地合いは残っていて、円安/ドル高に
傾くには時間がかかりそうです。



■本日は、本コンテンツでもご紹介しているように、
今年のパターン化した移動平均75日線タッチしてからの
下落の流れに沿ったトレードが有効とみています。


特に、昨日のローソク足(日足)はトンカチになって
いるのでその意味でも売りが強いとみています。


下値目標

・9月7日安値…101.18円
・8月22日高値…100.92円


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