”The king and his two wives”  Part I

 

 Once upon a time, there was a king who had two wives.

One was younger then the king, and the other was older.

 

 Both wives loved the king, but the young wife was unhappy

because the king's hair was starting to turn gray.

 

 "I don't want a husband who looks so old," said the young wife.

"People will think I'm his daughter!"

 

 So each night, she pulled out some of his gray hair.

"Ouch!" said the king. But he wanted his young wife to be happy,and he didn't stop her.

(「やさしい英語で読むイソップ物語」p112~113より引用、Live ABC編、Jリサーチ出版)

 

 こんにちは。Tracyです。

 

二人のお妃をもつ王様のお話です。

 

若い方のお妃は、王様の髪が白くなり始めたことが

気に入りません。

『白髪になる』 は英語で、 turn gray

灰色に変わるという表現を使います。

 

王は、お妃が王の白髪を抜くのを

"Ouch!"(『痛っ。』)と思いながらも

止めません。

王は、お妃を喜ばせたかったのです。

 

他人を喜ばせることは良いことと一般にされますね。

そうすると王のしていることは良いことと言えますが・・・・・(続く)

 

 

 今日は、中学2年生くらいの文法や語彙で読めるイソップ物語です。

 

これは、本屋さんで売っているCD付きの本で、私もよく利用する類の英語教材です。

 

  英語のヒアリング力は(日本の英語教育からすれば当たり前ですが)読解力よりも後から伸びてきます。

 でも、母国語として英語を習得する場合はその逆です。

 

 ですから、読むと易しい内容を耳で聴いて理解するというレベルの教材がヒアリング力養成には適切と言えます。

 

 上のイソップ物語に使われているのは簡単な英語です。

語句の使い方が教科書よりも自然でシンプルな内容です。

 

 この本に付属のCDを携帯用のiPhoneやiPadなどの機器に入れて、通勤や通学の際に聴けばヒアリング力アップにつながります。

 

 私の経験では・・

    推理小説や寓話など物語の最後に何があるのかと

  ワクワクしながら最後まで行けるジャンルの読み物が

  英語で聴きたい気持ちを強く誘ってくれました。

 

 そういう意味でも、子供のころ読んだ探偵小説などの英語版はお薦めです。

 オー・ヘンリーやシャーロック・ホームズなど、童心に返って楽しみながら学べたら、英語はますます楽しくなります(*^▽^*)

 

   ヒアリング力アップを図りたい方の参考にしていただければ幸いです。

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます(⌒▽⌒)