市況見通し悪化、電通の来09年3月期は北京五輪効果限定的 | Tracking competitor

市況見通し悪化、電通の来09年3月期は北京五輪効果限定的

【電通】

市況見通し悪化、電通の来09年3月期は北京五輪効果限定的

広告市場の先行きに黄信号が灯っている。最大手の電通と2位の博報堂DYホールディングスが11月半ばにそれぞれ発表した2007年9月中間期は、飲料や官公庁などの需要に支えられ上期好走した博報堂に対して、テレビのスポット広告の出遅れが痛手となり上期から苦戦した電通と明暗が別れた。
元凶はサブプライム問題や原油高などを背景とした消費者心理の冷え込みだ。その影響で広告会社にとって稼ぎ頭となっているテレビのスポット広告の出稿が減退。来年8月には北京五輪を控えており、本来ならその前哨戦となるクリスマス商戦のある第3四半期(10~12月)は家電メーカー等の積極的な広告出稿があってもいいところだが、「期待していたより出稿は鈍い」(民放関係者)のが現状だ。