2024 明治安田J1リーグ 第21節

 FC東京 vs アビスパ福岡

  味の素スタジアム(東京都調布市)

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ディエゴがいる。日の丸を付けたことがある森重や長友や大志がいる。若手有望株だってたっくさん。超特大級のポテンシャルがあるはずの僕達の青赤。けれど、試合中にごく簡単な修正をしてきたアビスパにいとも簡単にひねられる。

 

試合終了時に味スタを覆う自分達の戦士に対する青赤狂徒の盛大なブーイング。「俺達はこんなチームじゃないはずだ」「本当にこの戦いぶりで納得してるのか?」「この想いに答えるパッションはあったのか?」。いろんな心の叫びや問いがその声にはつまっている。

 

「青赤は優勝を首都東京の第一クラブを目指すはずじゃなかったのか?」。悲しみを含んだその涙は青赤のクラブハウスの中で背広を着て仕事をする人々に聞こえているだろうか?痛みの矢面に立たないといけないのは選手だけじゃないはずだ!それが青赤狂徒がみんな選手に対してと同じぐらい痛いほどに怒りを感じていることなのだ。

 

常日頃タイトルをとる常勝軍団になると公言しておきながら万年中位にいる青赤の中の闇や病巣は深いのかもしれない。けれど、サポーターにできるのは声をあげることしかできないのだ。神の奇跡でも人為的な力でもサポの熱意からはじまってもいい、青赤の何かが、変わってほしい。

 

 ✕トーキョー 0-1 アビスパ福岡

 

         ともぞう

 

この試合のPeople 

DF30 岡哲平(てっぺい)

・今シーズンルーキーながらここまで3試合連続でスタメン出場。それでもこの試合は失点に関与してしまう。できるならば彼のような選手にきちんとした成長を与えられる青赤であってほしい。