2024 明治安田J1リーグ 第17節

 サガン鳥栖 vs FC東京

  駅前不動産スタジアム(佐賀県鳥栖市)

   でのAway Game

 

「恋人がサンタクロース」っていうあの松任谷由実の曲をご存知の方も多いと思う。この日、Awayの鳥栖へと遠征してサガンと対戦した青赤なわが東京。そして、スタジアムにはこのユーミンの曲が元になっているホームチームのチャントがよく流れる感じである。そう、恋人はサガン鳥栖。

 

今までこの地でのゲームを苦手にして散々煮え湯を飲まされてきた青赤なチーム。当然この日もそれなりに苦戦することがみんなの頭をよぎる。けれど、である。いざゲームが始まるといつもは最終ラインからの必殺のロングパスで目立っていたCBの木本恭生がセットプレーでいきなりゴールを叩き込んで見事に先制してしまう。そのあとVARにちょっかいを出されるものの、そこはなんとかレフリーどもを黙らせる。

 

そして僕達の攻勢はさらに続く。今度は俵積田が裏に抜け出すとゴール前にいた松木玖生が簡単に詰めて追加点、、、、となるところでまたしても悪魔のビデオ屋がいちゃもんを付けてきて今度はこの得点が「なかったことに」。一体どうしてこんなことばかりが起こる?さすがにむかっ腹が立つともぞう。それでもその後も文句なしのゲーム内容を積み重ねて鳥栖相手に完勝してしまう。もう、アウェーの鳥栖戦は苦手じゃないうちらが青赤がそこにいた。

 

そんなゲーム中にはとうとううちのゴール裏からやっぱりこのユーミンの曲を使った「恋人は木本」っていうその場で即興で作られたチャントが流れてきた。90分の中でそのゴールだけじゃなくて最終ラインを高く保つなど本職での守備でも十分に目立っていた木本恭生。この日は彼の日だったと思う。それくらいゲーム内容も素晴らしい東京ペースだった。ナイスゲーム。

 

 サガン鳥栖 0-1 トーキョー

 

           ともぞう

 

この試合の「日本代表に呼べ!」

DF4木本恭生(ヤスキ)

・チーム在籍3年目。右足でロングパスを蹴らせればチームで一番のセンターバック。この日はGoalまで決めた。普段は寡黙な彼が表情豊かになったのがとても印象的だった。