2024 明治安田J1リーグ 第13節

 FC東京 vs 柏レイソル

  味の素スタジアム(東京都調布市)

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ハッキリ言おう。青赤は勝たないといけなかった。でもでもでも、正直「負けなくてよかった」っていうのが率直な感情であると思う。たしかにうちのチームにはポンポンと点が入ってはいた。けれども90分のうちにそれと同じぐらい大決定的なミスを2つも3つもやらかしていたんではそれは失点もかさんであんなふうな大乱戦になる。

 

たしかに柏の犬飼智也にぶち込まれたスーパーショットはともかくあとの2失点はどう考えたって東京が自ら招き寄せてしまった自滅から来たもの。それを考えると胸が痛む。「まだまだお前たちは常勝軍団になんか程遠い」ということを太陽王に骨の髄まで思い知らされたゲームだった。

 

まったく東京が今シーズン試合中に10人で戦うのは13試合を消化してこれで4ゲーム目である。それでもまだ一応は上位にいられるんだからこれはもう映画ダイ・ハード並にエンターテイメントなドタバタチームであることは間違いない。観戦してるこっちはとっっても疲れるけど。ハゲる。

 

ゲーム後、夜中に湯船で抜け毛を数えながら「もういっそのことJリーグは今後は退場を無しにしてその代わりにどのゲームでも最初から最後まで10人で戦うようにルールを変更したらいいんじゃないか?」だなんて真剣に真剣に考え込んでしまった。もう今年の青赤は「荒れゲームをやらせたら日本一」なチームになってしまったと思う。切ないことである。

 

 △トーキョー 3-3 柏レイソル

 

          ともぞう

 

この試合の「日本代表に呼べ!」

・MF7 松木玖生(くりゅう)

前半に決めたビューティフル極まりないダイレクトボレーは見事だった。でも、この日の彼は退場者が出た後にもおちついて他の選手に声をかけたりしていてその立ち居振る舞いは見事だった。若干21歳にして左腕に腕章を巻くのは伊達ではない。