こんばんは。
そして3月始まった〜。
段々春らしくなってきてウキウキしますね!
この前米原へ行ってきてました。
今回はタイトルにも書きましたが新幹線のスピードアップに貢献した偉大なる試験車両に出会う為のスモールトリップでした。
米原自体降りずにスルーする(笑)事が多いので行けて良かったですよ。
っていきなりダジャレかい!
すみません。。。真面目にやります。
まずは名古屋から出発!
特急しらさぎ5号が入線しました。
681系です。
今回は新幹線を使わず東海道線で行きます。
運良くトップナンバー!
幸先いいねこれ!
そこそこ人がいた為客室内の写真は撮れませんでした。。。
でも3列のグリーン車って良いよね。
くつろぎながら1時間後米原に着きました。
駅から歩いて直ぐの場所にお目当ての場所があります。
そうです。
新幹線高速試験車両保存場!
これが新幹線のスピードアップに貢献した車両なんだなぁ。
左から300X(JR東海),STAR21(JR東日本),WIN350(JR西日本)です。
柵があってクリアな状態で撮ることはできませんでしたがしっかりと見てきましたよ。
まずは300Xから。
こちらは1994年に作られて2002年まで東海道新幹線で試験走行をした車両です。
なんと1996年米原〜京都の区間で国内最速の443.0km/hを記録したんですね。
この300X先頭車両がこれじゃないもう一つの形状のものがあるのですがそれで国内最速をマークしたそうです。
現実に国内の営業運転では400km/h超えはまだ叶っていませんけどきっとリニアの方が先になるだろうなぁ。
因みに現在の営業速度国内最高は東北新幹線はやぶさ・こまち号(E5系・E6系)の宇都宮〜盛岡間の320km/h運転です。
既存の軌道を使った新幹線でも実現できるといいのですが。
今後に期待しましょうか。
東海道新幹線は285km/h,山陽新幹線は300km/h。
続いてはこちら。
WIN350ですね。
この車両は500系900番台という形式が与えられている通り500新幹線の原型なんです。
ボディの形も全く違うのにって思ってしまうかもしれませんが。
名前の通り350km/hで運転するための技術革新を目指した車両で1992年から1995年まで試験走行をしました。
山陽新幹線の小郡(今の新山口)〜新下関において350.4km/hを記録。
でも騒音とかの問題もあって営業運転速度は上がっていないんだろうなぁ。
撮影しながら後ろから聞こえてくる東海道新幹線N700系列の通過音がものすごく静かで優しい感じなんですよね。
あんなに速く走ってるのに。
私にとっては心地良いBGMになりましたよ。
写真を撮ることを楽しみながら技術の進歩も体感しましたね。
そして最後はSTAR21です。
こちらは保存されている3つの車両のうち唯一JR東日本の開発した車両となります。
環境性能を維持しつつ最高速度を高めるデータを収集するのが目的だったそうです。
最高速度は上越新幹線越後湯沢〜新潟間(燕三条付近)で425km/hを記録しました。
1992年〜1998年に渡って試験走行を行い試験実績はE2系新幹線へと反映されました。
東北新幹線のスピードアップに大きく貢献した車両の一つですよね。
長年東北新幹線に乗って来ている自分としてはこれを1番見ておきたかったです。
200系からE5/H5系まで全て乗って来ているのでスピードアップに貢献してまたサービス向上して便利にしてくれてありがとうと思いながら見て来ました。
今後ALFA-Xがどこまでその成果を出すのかはまだ分かりませんができたら360km/hと言わず380km/hを目指してはどうかなと思ってみたり。
まぁ何より安全性が第一ですから地道に行っていただきたいものです。
短い時間でしたが良い旅になりました。
次回もまた計画していきたいと思います。
それではまた。