ちょっと敗戦のショックから立ち直れず、随分時間がたってしまいました。

卜部兄弟に思いっきり肩入れして観戦したこの大会でしたが、
結果的には、
弟 功也選手はトーナメント優勝を飾れず、
兄 弘嵩選手はスーパーファイトでパウロ・テバウ選手に敗れてしまいました。
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大会全体としては、演出のレベルも飛躍的に向上し、この広さのイベントとしては最大限豪華な演出になっていたし、全試合盛り上がりまたもや神興行になりました。

いよいよ、今後は大会場への進出に期待がかかります!

今のK-1は、
以前のK-1とは別路線の全く新しいイベントとも言えますが、
一方で、古くからのファンを喜ばすたくさんの仕掛け(?)がちりばめられています。
城戸選手が参戦を表明したり、
小比類巻選手やニコラスペタス選手といった往年の人気スターがセコンドとして顔を見せたり
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新しいファンたちに、
俺は前からK-1のファンだぞと優越感(勘違い)を抱く、いわば旧K-1サーガみたいな楽しみ方もできます。

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功也選手は、トーナメントの巡り合わせもあり、
残念ながら今回は準優勝。
アンタッチャブルの異名を持つ彼が、試合後ひどく顔を腫らしていたことが、いかに激戦であったかを物語っています。

しかしとにかく今回は、優勝した大雅選手が強かった❗️
敵ながらあっぱれという他ない素晴らしいファイトでした。
以前、55kg級で武尊選手と闘った時もいい動きしてたけど、別人のように強くなっていました。
「男子三日会わざれば、刮目して相見えよ」というけれど、若いぶん本当にあっと言う間に別人に変わってしまうんだと感じました。

試合後にアフターパーティーに現れた、少年のようなあどけなさ爽やかさも相まって、
新しいスターの誕生を予感させました。
(それでも私はずっと卜部兄弟推しだけどね)

卜部兄こと弘嵩選手は、
パウロ・テバウ。
こいつ、悪いやつだな~。
体重オーバーしてきて悪びれない

まあ、こんなこと言っちゃ悪いかも知れないけれど確信犯?
それにしても強かった。
オーバーした体重に乗せた(しつこい?)パンチの重そうなこと。重そうなこと

正直、倒されてしまうかも知れないと思った。。

しかし、体重オーバーの(いや、これは言わしてくれ)反則攻撃(攻撃は反則していない。体重オーバーしてリングにいるのが反則)に屈するわけにはいかない。

もう、声を張り上げて応援しましたよ。
「倒れるな!絶対倒されちゃダメだ!」
冷静に考えると倒れてしまった方が、選手の身体を考えたら安全なのかも知れない。
けれど、絶体絶命のピンチから風車の理論のように大逆転を成し遂げて見せる、そんな期待をさせてしまうのが弘嵩選手の魅力だから。

だけど、今回は逆転は起こらなかった。
思った以上に(体重オーバー)パンチが効いてしまったのか。有効な反撃をすることは出来なかった。

結果は判定負け。

くっそー。めちゃくちゃ悔しい。
ヨハネス・ウルフになんとなく判定負けした時は
どうってこと無かったけど、
今度は本当に悔しい。

なんか、体重オーバーだの色々ミソついただけに。
ぶっ飛ばして欲しかったなあ。。

でも、これが真剣勝負。
本当に強い相手と闘っているからこそ、望んだ通りの結果にならない。
悔しいけれど、これがK-1なんだ。

弘嵩選手は、60kg級世界チャンピオンだから誰よりも強くなければならない。
タイトルの絡まないスーパーファイトとは言え、連敗は言い訳できない。

でも。
あの猛攻の中で、決して倒されなかった。
「(体重オーバーしてきた)お前のパンチじゃ、ぜってー倒れねー」という、弘嵩選手らしい意地が。
最後の意地が悲しくなるほど伝わって来ました。
必ずリベンジしてくれるでしょう。

世界大会にテバウ参戦は濃厚でしょう。
ただし、体重をちゃんと守れればですが。
体重守れなかったら、もうリングにあげなくていいよ。

今度こそ必ず体重落として来いよ!テバウ。


大雅選手、テバウ選手。
強いライバルの出現は。。
K-1にとっては、良いこと。
でも、我々にとっては。。

うーん。

やっぱり良いことですね
弱い相手に簡単に勝って喜ぶのは、にわかファンだけ(笑)
弱い選手ぶつけて、当たり前みたいに勝つのとか見たくないし。
僕ら昔からのファンは(ウザい?)わかりますから、相手が強いのか。
弱いのか。
本当に強いチャンピオンなのか。
プロテクトされているだけなのか。

強い相手だからこそ、真のドラマも生まれるのでしょう。
益々盛り上がっていくK-1の今後にさらに期待です❗️

最後に。
やはり、スターらしさをきちっと見せてくれた
武尊選手。
ステージの目映い光を浴びて、本当に輝いて見えた。
まさに、新生K-1の星のようでした。
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ちなみに。
メインイベント前、
会場内CMに我が 魔法ダイニングバーOSMANDが流れていましたよ
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