ようこそ いらっしゃいませ花束

2023.03.08



こんにちは、九州住まいのにょろです!

朝から、太陽の光が届くと

本当に気持ち良い陽気です♪



こんな日に胃腸炎で寝込んでます真顔

寝過ぎて眠れないので、

今だからこそ、奥の深いテーマをブログで

扱おうと少しずつ書き進めました。


 

素敵な演劇に招待頂きました!



という事で、

観劇直後の感想ではないのですが、

必ずブログに感じた事を残そうと

決めていた件をお話します。



「みやざき演劇若手の会」

こちらの演劇にご招待頂きました‼︎✨




今回、リーダーの方が企画する

その方の、若手の会では最後の演劇を

一から創り上げる過程で

微力ながらもお手伝いさせて頂き、

完成した時にはお呼びして頂けるとの事で

とても楽しみにしておりました。



こちらの作品のテーマは

「生きづらさ」に関してです。



お手伝いの内容としましては、

地元で活躍されている方と一緒に

座談会に参加し、

どのような生活を送っていて

「生きづらさ」を感じたならば

それに自分ならどう向き合うかを

自由に話すという内容でした。



他の座談会やヒアリングの開催も

開催されていたようで、

そちらでは具体的に「生きづらさ」の

中身をインタビューされていたようです。



素晴らしい事に、

それらの内容を綺麗なパンフレット冊子に

まとめあげられており、

観劇の際に頂戴することに…




出会う機会さえ無いかもしれない

方々の価値観のまとめ。

ずっと大切にしたいな!



その座談会で一緒になった方は

三股町の小倉邸(おぐらてい)

という素敵な歴史的なお屋敷を

誰でも歓迎の憩いの場として

運営されている方。



今回の演劇はその小倉邸にて

行われました。



中はひな祭りの展示をされており

落ち着いた中にも華やかさのある

美しい空間となっていました!




(この先は撮影できなかったので

拙い文章で表現となります)



奥に広間があり、そこが今回の会場。

夕方の公演、少し肌寒くて…



驚いたのは、一席一席にセットされた

ブランケットと貼るカイロ。

見に来た人達への心遣いから

優しさ、暖かさを感じられました。



広いホールでのお芝居を観る事は

あるのですが、このようなお屋敷だと

どう見せるのか?

中心となる部屋は広い和室で

左手には長い縁側。

縁側を家の玄関から廊下に見立てて

より身近さを感じられるせいか

臨場感がありました。



何より演者さんと観客の距離が近く

小倉邸の雰囲気にも飲み込まれ

演劇が始まってからは

考えていた事も全てどこかに行った。




個人的な立場から思うのは



    

あらすじとしては、

誰もが自由に入って来て良い、

居場所を作り上げていた主人公の姉が急死。

その居場所をどうするかを巡り

主人公は初めて会う利用者達と

一緒に葛藤する姿が描かれている。



登場人物達から学ぶ事は本当に

多くあったのですが、

今の自分の立場で刺さった事を

ここに残しておこうと思います。




☆居場所を将来一緒に担っていこうと

主人公の姉から持ちかけられた

ボランティアの大学生


→将来の希望を胸に、今できる勉強を

精一杯行っていた。将来叶ってからでは

なくて今出来る時にやる。

だからこそ、居場所の存続が危うく

なった時に守りたいという気持ちが膨らむ。

しかも勉強して視野が広がるという事は

自分だけでなく他の利用者の気持ちまで

考えられるようになる。

これが大切なんだなぁ。




☆いつの間にか亡くなった姉と実家に

疎遠になってしまっていた主人公


会える内に会うべき!

家族と距離が出来てしまった利用者の1人に

強く訴えかけるシーンがありました。

忙しい、遠い、きつい、

色々と後付けの理由を考える事が出来る。

でも会えなくなってからでは遅い。

まるっきり今の自分にも当てはまる。


職場の方でも同じ位の距離を月に1〜2回

ちゃんと帰省している単身赴任の方も

居るのだから自分に出来ない訳ない。




☆居場所を作る立場


→大体の人が気付いたら居場所を

貰っている立場だと思います。

家庭、学校、職場、行く先々…

しかし、居場所を作るとなれば物凄い

覚悟が必要となります。

作中でも、忙しい小売業に携わる姉

という事でしたが、居場所である施設の

経営となると何もかもが変わるし

それまで積み上げて来たものを

すべてを一緒に

持って帰る事は出来ません。


それでも守りたい人達がいて

皆がこの人の所に戻りたいと思わせられる

ような存在になっていた。

人の心を掴む為にはまず受け入れて

でも筋の通った事をはっきり伝える事。



残念ながら、主人公の姉は居なくなり

皆の心にポッカリ穴が空いてしまって

いたのですが、

彼女から直接的にも間接的にも

残されたものが多かった為に前向きになれた。

無くなって終わりじゃなくて

大切だと皆が感じる事を惜しみなく

残していくようにして

それが 全員にとっての共通認識となれば

どれだけ嫌味も皮肉もない

平和な空気感を作れるのだろうか。



私自身、将来的なキャリアアップの為

昨年ずっと勉強してきました。

それは、多くの、様々な人達と

向き合う立場の業務です。

だからこそまさに主人公の姉は自分の中で

追い求める人物像です。



面白いのが、主人公の姉は亡くなり

作中では演者のどなたかが

「後ろを向いて」主人公との

掛け合いを行っているのですが

それがまた上手で…

様々な人が演じるからこそ

特定の演者でないからこそ

様々な心に残るとエピソードが

すっと入ってくる仕組みを

作っているのです。工夫次第ですね!



感想や考えさせられた事は以上とします。

もし劇団関係の方が見られた時に

なんか違うよって事があったらすみません。



お疲れ様でした!!



いやぁ素晴らしい演劇でした!

30歳で追い出しの若手の会という事で


リーダー、お疲れ様でした



朝早く起きて距離がある所から通勤

仕事終わったら遅くまで劇のお稽古

本当に気が抜けなくて大変な日々だったと

思うけれど



演劇の舞台で溌剌として楽しんでる姿を

見ているとこちらまで嬉しくて堪らない。



沢山の素敵な仲間たちに囲まれて

それぞれの良さを引き出して

創り上げる、

それだけではなく演劇空間や

お客さんの事まで考慮する

そんな所に暖かい気持ちで帰路に

つきました。余韻が残ります。


こんな素晴らしい一大プロジェクトに

声を掛けてくれてありがとう‼︎

若手の会を抜けても

今後の更なるご活躍を願っています。


劇団の皆様もお疲れ様でした。

言葉にし尽くせないけれど何か

残しておかねば勿体無い!

そんな時間を過ごさせて頂きました。





 

長文お読み下さりありがとうございます。


アイロンを8年ぶりに購入しました。
面にはすすが固まっていました。

アイロン台なんて、実家のお下がりで
15年以上の物じゃないかな?
台がボロボロに剥がれてしまい
こちらも新調です。

家電を変える時は何か変化する時
みたいですね…!
胃腸炎という強制ストップの先は
何が待っているのでしょうか。


2023.03.08  にょろ🌱✨