孫正義氏のルーツをこれでもかって言うぐらいにインタビューや取材をし、
本作を書き上げた著者の佐野眞一氏の情熱が伝わってきました。
孫さんの父親・三憲さんのバイタリティーある人間像やそれに勝るとも劣らない
おばあちゃんの李元照(イ・ウォンゾ)さんのDNAを受け継いでこそ
孫正義という人間が誕生したんだなと。
私の知り合いの韓国人の友人もパチンコ屋と高利貸しを昔していて
三憲さんと似ているな~と思いながら読んでいました。
この本を読んでいて、映画「血と骨」をもう一度見たくなり、レンタル屋に行きました。

旧作なので¥100です。 いい時代ですな~。
この映画を見ると、今だったらDVとか強姦はかなりの問題ですが
とにかく、強いやつが生き残るってつくづく感じさせられます。
怒り=バイタリティー
今の日本に欠けているやつですね。
それとも、騎馬民族と農耕民族の違いか?
私は怒ったりするのがなかなか出来ない人間なので、いつも怒っている人見ると
羨ましくて、たまりません。
今後は怒れる人間を目指したいと思います。
話はズレましたが「あんぽん」良かったです。
孫さんみたいなリーダーシップをとれる人間がもっと育てば、この国はきっと元気になり面白くなると思います。
とりあえず、今の政府は一回崩壊した方がいいな!