北名古屋市のＳ様邸のカリモク製ソファのリペア中に発生したこのトラブル。
マスキングテープが木部表面をはぎとってしまいました。
さっそく同業仲間にS.O.S.。
知恵を借り、手を借りて、、、
このようにテープのはげ痕はわかりにくくなりました。
もちろんＳ様には事の次第を説明しご了解をいただきました。
仲間のWOOD LUCKさん、KDS ECOさん、ありがとうございました。
さて、気を取り直して５脚目をサクッとこなして、、、
登場したのが最難関の大ボス
一脚目と比べると存在感が違う。
６脚のうち唯一の両肘付き。
一番利用頻度が高いそうで、それ故一番劣化症状も進んでいます。
そして木星部分は、、、
この状態。
レザー部分が終わったらついでにここもお手入れしましょう。
さあ、リペア開始。
さて、一番の問題箇所は、
座面真ん中のセパレートされている部分が縫い目がほつれ、革もすり減って縫い目近くで欠損してしまっている。
張り替えではないので縫い目の再現はできないことをご了解いただき、接着～パテ整形でリペアします。
まずはへたっているところにクッション補充して、
この後の写真を撮り忘れましたが、クッションの上に補強材を敷いて、欠損している部分はパテで整形して、座面全体の革の硬化しているところを削り落として、深いヒビにはこれまたパテ埋めして全体整形して、ーーーーーー
で、このようになりました。
強度も大丈夫！
他の部分も、
そして木製部分も、
色あせ、キズは目立たなくなりました。
完成！
たいへんやりがいのある施工でした。
Ｓ様ありがとうございました！。
愛着のある、思い入れのある家具。まだまだしっかりしているのに表面の劣化や色あせでかわいそうなことになっている場合は、
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