今回はいつもと趣向を変えて、昨年令和7年7月ー8月に、実際に現場に出る前に、自宅で色々と実技訓練行った時の施工前施行後画像を皆さんに見ていただければと思います
フローリング建材の端材を用いて、横幅大体8cmから12cm くらいのエグレ傷を作り、そこにポリエステルパテを盛って整形
エナメルペイントで着色して 、UV カードで仕上げている内容となります
まずはナチュラルウッド系の素材です

このようなえぐれ傷をカッターで切り抜いた後ノミにて加工してます

↑ちょっと色味が黄色かかってますね、そしてそれに伴い彩度(鮮やかさ)が高く見えます
結構こういった色だとよくあることなんですが、今ではどのように改善すべきか判断がつきます(汗)
白と赤色(レッドブラウン等)ほんの少しだけゴマ粒程度入れて、くすんだグレージュ方向に寄せてなじませるべきでした
また木目の書き込みに対してになりますが、若干ながら太くなっています
線の濃淡も微妙ながら濃くなっており、ベースカラーとのコントラストが強いため木目が浮いて見える感じがします
そのため線の太さを細く書くため筆を選び極細の筆を用いるべきでしたまた希釈もだいぶ薄めた形にして薄い色を何度も重ねることで自然に馴染んだかつれや滲みが表現できると思います


↑これも全く同じです
上と共に木目(木管)の色や描写はまだいいのですが、ベースカラーが黄色かかってます
このような感じで第三者目線で冷静に自分の施工内容を分析すると、改善の方法が見出せるのでとても有効な気がします
僕の場合は黄色がかって彩度が上がる癖があるので、最終調整はほんのちょっとの赤(レッドブラウン等)とグレーを入れて調整するようにしてます


↑グレイシュ系ホワイトの床材です
色に関しては若干黄色味がかってますね
これも打ち消すために調色を重ねるべきでした
木目の描写については問題ないかと思ってます
またエグレ傷の左側の際は若干色が白くなってます
これは確か表面のパテの整形が甘く段差がついているのが原因となってます
表面のベースカラーの朝食や木目の描写も重要ですが、平滑にしないと光をかざした時にとても目立つので、この点も訓練中は気をつけなくてはいけないと感じた部分でした


↑上記と同じ系のフローリング建材です
開業前の訓練期間中ではなく、ある程度現場をこなして経験を積んだ後で11月頃に行いました
なので今回はリペア職人の泣き所、ホワイト系の『板目(うねる木目)』に挑戦です
直線の木目よりも数倍難しいグラデーションの再現でしたが、ここまで自然に同化させることができました
ただし敢えていまの僕が厳しい目線で見ると⋯
えぐれ傷をつけた右側の際の部分
木目が周囲に対してごくわずかに不透明な感じの白が強く出ている部分が見受けられます
なんとか隠蔽しようとするとどうしても塗料が厚くなったり、何回も重ねて塗ったりという感じが出てしまうので、少し透けるくらいの薄い白を2−3回に分けてレイヤリングする技法を使えば、奥行き感も出て100点満点ではないかと思います

↑これはトータルリペアの実技講習での最終試験での画像となります
2段階に分けられており、1段階目はこの広範囲えぐれ傷、2段階目は線傷 エクボ傷 エグレ傷でした
試験中なので施工前の画像は撮影し忘れましたが、施工後真ん中に光が入るような感じで撮影できました
艶も均一に合わせていたため、光の歪みなどもなく斜めから透かしてみても変な浮き上がりや沈み込みなどがなく完成に持っていけたと思います
この画像でインストラクターからも問題なく合格をいただけました
1段階目は13人いる同期の中で、確か3番目か4番目に合格をいただきましたが、2段階目は僕の苦手なナチュラル色のフローリングだったため、色がなかなかできずにかなり苦戦したの今でも悔しく覚えてます
住宅補修の世界は、素材も傷の状態も 場所も色や艶、形状も違かったりするので、それに合わせて色々な道具や材料を使ったり施工方法も様々出るので毎日が試行錯誤の上、技術の積み重ねを行っている感じです
施工がうまくいけばお客様に大変喜ばれますし、それなりだとやはりとても心苦しい感じが出たりします
今後も技術の積み重ねをし、できるだけお客様にご満足いただけるような施工を手掛けていきたいと思います
僕の目標は一見してどこに傷があったかわからないこと、画像で見ても傷がつく前と同じ状態に持っていくことが責務だと思ってます
今後も頑張りますのでご支援宜しくお願いします
ちなみに掲載した画像は一切加工してませんw