義眼の右目について。

形成治療前に比べたら「目」っぽくはなった私の右目。


形成治療の終わりは私が考えて私が決めたこと。
だけどやっぱり納得はいっていなくて、まだ悶々としている。

もっとこうだったらいいのに…
ここがあんな感じだったら…


そういう<欲>っていうのは、現状をより良くするために出てくる「べき」ものなのか
それとも、手に入らないと分かっているくせに出てきて「しまう」ものなのか…


最近特にモヤモヤしてるんだよね。
特別なキッカケがあったわけではないんだけど…。


もう何を求めたって全部無理じゃん。
って自暴自棄になってしまったり…。

やっぱり普通の目が、、、。
って出口のない暗闇の入り口を彷徨ってしまったり…。


医療は現実、魔法じゃない。


今私にできることは
その出てきてしまっている<欲>を細かく細かく刻んで、現実的に今の私に可能なことから進めていくこと。


ほら
「出てきてしまっている<欲>」って無意識に書いてる時点で私にとってこの<欲>はそういう位置づけなんだろうね。


少し疲れてきちゃったな…。


いつだったけかな、形成治療の担当医のK先生が言った言葉。


“なんでもそうだけど突然上手くなる人はいない。Aliceちゃんも突然何かが変わるのを待ってたって何も変わらないよ。Aliceちゃんが変わっていかなきゃこのまま同じ。冷たいことを言うようだけど…。”


確かに冷たく厳しいけれど、実際そうなんだよね。
だからこそドストレートにグサッとくるんだよね。


でもこの言葉、私にとってとても大切な言葉。言葉というより、あの先生の想いや眼差しの全て。
優しく共感してくれるだけじゃなくて、そうやって厳しいことも伝えてくれる存在がいること。


つまりやっぱりなにかアクションを起こさないとダメなんだよね。
今の私にできることは何?

今は出てきて「しまう」欲もいつか出る「べき」ものだったと思えるようになったりするのかな…。


闇を彷徨うのも少しずつ慣れてきた。


もう少し考えながらゆっくり歩こう。




最後まで読んでくれて
ありがとうございました♪