国試が終わりホッとしてテレビを見ていた昨日の夜。
何も変わらない日常。
が、
突然chocoさんの右目から出血
数年前にchocoさんの右目は緑内障になり、治療をしたものの手の施しようがなく失明。眼球は血腫のようなものに覆われて大きく腫れた状態。
今までも何度もそこから出血はしているものの、数分すれば止まる。
だけれど、今回の出血は止まることなくドバドバと溢れて一瞬のうちに部屋の床を赤く染めていった。
chocoさんも痛みがあるのか落ち着かず、私はそんなchocoさんを抱きかかえて止血しようと必死。
なのになかなか止まらなくて、だんだんグッタリとしていくchocoさん。
止血している間、姉に夜間救急でやってる動物病院を探してもらってだけれど、結構遠いんだよね…。
しかも今ウチには車がなくて、こんな出血してるchocoさんをタクシーに乗せて行くことも出来ず、ただ血が止まるのを祈ることしかできなかった。
気がつけばBOXティッシュ１箱以上の出血量。出血多量で目はうつろになりだんだん意識が遠のいて行くchocoさん。
このまま私の腕の中でchocoさんが消えてしまいそうで、そう思いたくなくても目の前のchocoさんは目も開けずグッタリ。
怖くて怖くて「だめ！」「お願い！」「頑張って！！」って言いながら私の身体は震えてた。
chocoさんの身体にはもう力は無くて失禁。便も出てしまいました。
でも、そんなことどうだっていい。
私の服もすでに血まみれ。
震える手で保冷剤を当てて「choco！お願いだから！！」と言いながら止血を続けていると、やっと血が止まった！！！
でもグッタリと動かないchocoさん。
「choco！！目開けて！お願いだから！！」
と身体を強めに揺さぶると、目は開けないまましっぽで返事をしてくれたchocoさん。
あぁ、良かった。
ほんっとうに良かった。
ありがとう。
生きていてくれてありがとう。
必死すぎて涙も出なかったけれど、生きてくれてるとわかったらホッとして涙が溢れてきた
そこからはchocoさんのことが心配でずっと抱っこ。
chocoさんもしんどいようで私の腕の中で目を閉じたままグッタリ。
でもこの温もりと息遣いがこんなにも幸せに感じることはなかったと思う。
夜もいつものように一緒に寝てたけれど、心配で心配で全然寝れず
いつもは、ゴハンのじかーん！って私を起こしてくるのにそれも無く、ゴハンをあげてもプイッ"いらない"って…
そして、今日の朝イチで病院へ。
緊急で通してもらって、血液検査の結果、酷い貧血。
そりゃそうよね。
注射と点滴を頑張ってもらいました
飲み薬ももらいました！
目の治療も検討してるけれど、とりあえずこの状態を改善させてから。
あーでも本当に良かった！
とりあえず数日は安静に。
朝ごはんはいらないって言ってたけれど、夜ご飯は結構しっかり食べました
お薬もちゃんと飲みました
目は痛々しいけれど、だいぶ落ち着いたみたい。
ホッとしてふと思ったけれど、生きててほしいっていうのは私のエゴなのかなって。
chocoさんは今生きていてしんどくないのかな…。生きることを望んでいるのかな…。
幸せなのかな…。
私は飼い主として、家族としてchocoさんを幸せにしてあげられているのかな…。
命が消えそうな瞬間を目の当たりにして、改めて考えさせられた気がする。
最後まで読んでくれて
ありがとうございました♪