段々と組みあがっていくマシンに満足しつつも、
何と作業・加工量の多いマシンかと改めて思いました。
ヤスリでのすり合わせなんて、正直時代遅れですが
今後のSETPでは容赦なく要求して来ますw
昔のラジコンは全部こうだったのですが、そこまで
復刻しなくても良いと思いました(^^)
やっとSTEP20 半分近くに来ましたね。
ココまでユニバの破損にドキドキしてw
アッパーカバーの納まりと、仕上げに苦労して
案外大変なんですが、まだまだ続きます(汗)
ココから かなりヤスリが登場します
今までのステップでは余りありませんでしたが、ココからは
板モノに樹脂パーツを取り付ける。樹脂と樹脂を組み合わせる
と言う工程が沢山出てきます。ピン位置と穴は正確ですが
CATの場合、成型時の合わせ目(パーティングライン)がデカいですね。
この合わせ目がサスピン部分を通っていたり、
何気に不親切ですが、「様子見ながら削りやがれ」と
考えれば自然と納得できる気がしました(嘘)
少しだけイギリス人に近づいた感すらありますw
初めてだと何のパーツかすら不明だと思いますw
ギアケースから出るFRPの板は、後にアッパーアームを支える
ブラケット。何でこんな形になったか良く分かりませんが、
取り急ぎ可動部分の樹脂は、細目のヤスリで全部研いでおきました。
レンチが入らない所で、何気に使えると嬉しいですね
無駄に散財した工具が使えると嬉しい訳です(^^)
取付しているは3×55㎜と言う変態ビスでが、両端を
ナットで固定するだけ。ココはネジロックの指定がありませんが
軽く塗布して脱落防止をしました。
STEP22とSTEP23 はリアのロアアームの取り付けです
何気に付けちゃいましたがw
パーツの向きと位置に要注意ですね。普通に組んで
自重でアームが落ちれば良いですが、今回はアームの
外部側とブラケットの一部をすり合わせ加工してます。
このマシンは、すり合わせ箇所が多いので、面倒がらずに
1か所ずつスルスルにしていかないと、最終的に重たい
足になってしまいます。
重たい足回り(ガタが無い)でしたら、前後に5㎜以上動くww
足の方がよっぽどマシです。
ちょっと工程飛んでますが、僕流ですw
取扱説明書の指示だと、この後フロントのアームを付けろと
有りますが、アームがプラプラして組みにくいので、
最初にリア回りの工程をまとめてこなして行きます。
丁寧に説明書を読むと、同じパーツでビスの付く位置が
違うだけの事に気が付くと思います。(右用・左用)
凄い構造 これぞCATの真骨頂ですな~
こんなパーツが各輪に付きます。
普通の車で言う所のCハブと、ナックル、そしてホイルハブを
まとめたらこうなりましたw 的な構造。 ここでは
説明書通り組みたいのですが、写真の位置にドライバーが
斜めに掛かるので、ビスを通常のヘックスに変更している所。
このCATは昔はマイナスビスでしたが、復刻はプラスになりました。
サイズ的には日本車に一般的な2番ではなく1番。それでもココは
こうした方が良いと思います。
順番も知っていれば楽勝ですが、知らないと後手踏みますねw
僕は前回の組み立てで、後手踏みまくりましたのでw
こうして何も書いてないけどスムーズにイケますが、
順番とビスサイズを変更してもらった方が、組みやすいですね。
ドキドキ@ユニバはココでも登場します♪
デフ側とほぼ同じ構造のユニバが、アームの組み立て作業中に
登場します。もう慣れるしかないですね。最終的にこの車1台組むと、
ユニバは工具無しでも組めるようになります。
人間の学習能力の一端を垣間見る 貴重な経験です(大袈裟w)
何となく構造 判りますかね
写真のアーム上の物は、アッパーアームです。
対角にあるピロボールでロアアームにアクセスします。
この状態で、気持ち悪い位に動きはスルスル。
構造が見慣れないだけで、モノ的には精度も素晴らしいですね。
リアアーム 付けてやったぜ~♪
一つ一つの作業はそれ程の難易度では無いと思いますが、
組み合わせた時のスムーズさや、すり合わせはかなり面倒。
特にアッパーの付け根の細いサスピン部分は、位置決めがシビアで
スムーズにするのは根気が要りますが、上手に組むと
ホント軽い足になりますね。
この部分 かなり削りました
個体差と組合せの問題ですが、ココは相当量削り合わせました。
削る箇所も、自分でルールを作っていかないと、厳密には
アライメントが崩れますが、まあその拘りは各自自由で。
因みにこの細いサスピンは、磨いてはいけないし
サスピン穴にドリル刃は絶対に通してはいけないと、
某ヴィンテージイベントの時に当時モノ(笑)EXPに教わりました。
不必要なガタが出るのと、ピンが脱落するらしいのですが、
確かに磨かずにも、スルスルの足回り出来ました。
コレは走りますね(断言)
続きます。