まったくの思い付きで「逆襲のシャア」また見てしまった・・・3年くらい前に見て、ブログで感想も書いたんだけどね。

 

いや、見たことあるにも関わらず、まったく退屈せずに一気に見終わってしまった(自分は決してガンダムファンでないにも関わらず!)・・・ そして、前回とは違った感想を持った。これは傑作の証拠だよな。

 

ギュネイやクエスがあっさり退場しちゃうのも、前は物足りないと思ったんだけど、改めて見るとアムロが強すぎるからなんだよね。(対ギュネイ戦では一瞬の描写なんだけどかなりエグいことをやってる)

 

 

あと「閃光のハサウェイ」を見た後だと、こんな純粋でいい子のハサウェイがなんであんなんなっちゃうの?って最初は思うんだけどさ。あるんだよね、ああ彼はここで狂ったんだな、ってシーンが。

 

 

以前はシャアを見て、なんだか情けない奴だなぁ、って思ったんだけど、今回は共感できる部分がある、と思った(いや、人類を滅ぼしたくなったわけじゃないけど!)。

 

 

彼は本音では地球の粛清だのジオンだのも実はどうでもよくて、ただアムロとの決着だけを望んでそのお膳立てをしていたってだけだったんじゃないんだろうか

 

 

で、そんないつまでも純粋な心を持ち続けているシャアに対して、こっちはしっかり年相応に成長していたアムロが「え、今更何言ってんの?お前いくつだよ!」って突っ込んでる。あの最終対決での二人の会話はそんなふうに聞こえちゃったな、今回は(個人の感想です)

 

 

ほんと、思っていた以上に凄い映画なんだな、って今更ながら思った。考察したい場所もいっぱいある。たとえばラスト近くでのナナイの「大佐の命が吸われていきます!」ってセリフ、あれはどういう意味だったんだろう・・・?

 

この勢いで「水星の魔女」も見る!・・といっていつも挫折してんだけどね