「ジョジョの奇妙な冒険Part7 スティール・ボール・ラン」読了ッ!!
(世間はアニメ佳境の第5部で盛り上がってるところなんだけど、同調できなくてスマン。あとどーしても多少はネタバレするから、その辺もゴメン)



 いっやー思わず全巻DLしちゃったよ。知ってる人はわかってくれると思うけど、あれは途中で止めるなんて不可能だろ!俺は悪くない!いや、これは何者かのスタンド攻撃によるものに違いない!


 いつも思うことだけど、よくあんなアイデアというか、ストーリーを思いつくもんだよなぁ。「大西洋が迫ってくる」なんて、脳のどこをどうつついたら思いつくんだろう。


 特にラストに近づくにつれ思ったけど、あれはもうマンガを超えて「映画」だよね。たった一人でハリウッド顔負けの大作映画と作り上げちゃう、荒木飛呂彦って人はやっぱ神だわ。
 

 加えてキャラクターもよかった。特にジョニィ。最初のころはジャイロに食われてた彼だけど、最後は本当にいいキャラになったよね。



 結局彼はDioにもSBRレースにも負けたわけなんだけど、それでも甘ったれの子供だったジョニィが、ジャイロという「兄貴」に鍛えられて「男」になっていく・・・っていうね。
(スタンド能力も、最初は主人公のわりにショボいな、なんて思ってたけど、ラストではとんでもないことに…ww)


 読み終わってから気づいたけど、ジャイロはジョニィにとって「兄貴」だったんだなって。プロシュート兄貴と並ぶ、ジョジョ世界の二大「兄貴」なんじゃないかな
(そうするとジョニィはペッシということに…w)。



 最後はちょっと気の毒な気がしたけどね。未熟な主人公を教え導き、完成を見届けたら去っていく。ツェペリ一族の役割は宇宙が一巡しても変わらなかったかw



 まだまだ書きたいこといっぱいあるんだけどねぇ~全部書いたらとりとめなくなっちゃいそうだから止めとくけど。あのラストシーンは、やっぱり第1部のセルフオマージュだったのかな。そういや「Dioの首」とか、第1部を髣髴とさせる要素は多かったよね。


 そういや、「ラスボスを倒すのは主人公ではなく、なんの力も持たない子供」っていうパターン、今回でも踏襲されてたね。あれには荒木先生の思想が込められてるのかな。


 あと個人的な想像なんだけど。 最後に登場したDioが「あの能力」を使ったのは、6部以前のジョジョワールドは消えたわけじゃなく、「平行世界」のどこかにある、ってことを意味してるんだろうか?






…あ、ありのまま、俺が体験したことを話すぜ!


俺は「ジョジョの奇妙な冒険Part7 スティール・ボール・ラン」を何気なく読みはじめたと思ったら、あッというまに全巻買わされていたッ!


何が起こったのかわからなかった。とにかく「面白い」とか「名作」とか、そんなチャチな言葉では、とても言い表せねえ!

もっと凄いものの片鱗を垣間見たぜ……!