ドアを閉めることを知らせる音が響く
誰もこの距離でわざわざグリーン車なんて乗らない
車内広告はドア二枚隔ててもまだ同じ女優の同じ笑顔が並ぶ
今日もこの空間は変わらず流れる
西日が指す土曜日の午後の直通快速。
この時間に電車に乗るのは、土曜日も真面目に学校に通う私立の高校生、休日出勤から帰る睡眠不足の会社員くらいだ。
投げ出した足元だけが日に照らされ、やけに眩しい。
きっと今頃、お父さんはまだゴルフから戻ってきていないだろう。
検定帰りの私はもう一度今週末の予定を頭に浮かべてみる。
今日は検定があったからなにも予定を入れなかった。
明日は…課題を消化しないと。
せっかくバイトを入れずにおいたんだから、そう思いつつ、すでに明日やる予定の課題を疎ましく思った。
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