アトピー性皮膚炎や肌の保湿にワセリンが効果的だと理科研究科学所の吉田尚弘医師らのグループが、論文を米科学誌にて発表しました。研究はマウスによる実験が行われている段階ですが、人にも似たしくみがある可能性があるとしています。
ワセリンとは原油を高純度に精製されている保湿材です。動物や植物などが何億年もかけて蓄積し、原油になったものあり、天然由来の成分として昨今美容業界でも見直されてきた商品です。
バリアのように皮膚を守り、ホコリや化学物質などの刺激から肌を守る働きをします。肌内部まで浸透することがないため、安全性は非常に高いと言われています。
アトピー性皮膚炎は皮膚が炎症を起こし、非常に強い痒みが出ることで知られています。乳幼児に多く見られ、炎症を起こす場所は顔や耳の後ろから、首や膝の関節部分など広範囲に及びます。痒みを感じ、かきむしってしまうことで症状を悪化させてしまいがちです。
アトピー性皮膚炎の原因は一概には言えませんが、元々の体質や遺伝、皮膚バリア機能が低下していくことが考えられています。残念ながらいまだはっきりとした原因は解明されていません。
アトピー対策には皮膚の保湿を行うことが一般的です。アトピー性皮膚炎の皮膚は、肌のバリア機能が弱まり、少しの刺激で皮膚炎を起こしてしまうようになっているからです。そこで保湿を行うことで肌のバリア機能を高めるのです。
理化学研究所は、アトピー性皮膚炎が発症しやすくなったマウスを使い、発症の経過を観察しました。生後8週から12週で発症し、一方で発症前のマウスに生後4週から1日置きに症状が出やすい耳にワセリンを塗り続けると炎症を起こす細胞が皮膚に集まるのを防ぎ、長期間にわたり発症しなかったという結果です。これはワセリンにより皮膚が保湿され、皮膚の保護機能が改善したためと見られています。
この時活性化したのは細胞伝達をおこなうJAK1という質の遺伝子の一部です。人間でこの遺伝子変異は見つかっていませんが、大人の患者6人中4人はこのJAK1が活性化していることがわかっています。
発症メカニズムに類似する点があることから、理化学研究所は発症前にアトピー性皮膚炎を診断できれば予防につながるとしています。
多くの現代人が悩むアトピー性皮膚炎に、ワセリンという新しい希望が見えてきたのです。今後も理化学研究所の研究に期待が寄せられています。
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