睡眠不足と事故の関係


眠いですよね~

オーストラリアの研究者らが『ネイチャー』という世界的権威のあるイギリスの科学専門誌に発表した報告


起床してから17時間を超えると飲酒運転と同じ危険度


実験内容は、朝8時に起床してから翌日の昼まで起きていてもらい、「30分ごとに、動く物体をどれだけ正確に追跡できるか」というものです。結果は、起床から12時間後の夕方まではパフォーマンスが上がり続けていったものの、それ以降はパフォーマンスが下がりました。そして、起床から17時間を超えたころにはオーストラリアでの飲酒運転の基準である0.05%かそれ以上の酩酊レベルまで落ち込んだのです。


また

睡眠時間が短くなると、場合によっては事故率が11.5倍以上にも跳ね上がります。

これは米幹線道路交通安全局(NHTSA)が公表している飲酒運転が引き起こす交通事故のリスクと同程度になります。事故を起こしたドライバーがどれくらいの睡眠時間だったのかを調査して分類したところ、下記のような結果になりました。

睡眠時間 事故発生率

4時間未満 11.5倍

4~5時間 4.3倍

5~6時間 1.9倍

6~7時間 1.3倍


運転するのであれば7時間は睡眠を、とりましょう