海外旅行時はスーツケースにカギをつけられないのが海外の常識

アメリカへ向かう飛行機では、スーツケースに鍵を掛けることが出来ません。


以前はTSAロックと呼ばれる特定の職員だけが開けられる錠前式の鍵を掛けることが出来ましたが、
現在ではそのTSAロックも使用不可になっています。

仮に鍵を掛けて荷物を預けると、検査対象になったときに鍵を壊してスーツケースを開けられることになります。



TSAロックとは?

TSAロックとは米国運輸保安局(TSA:Transportation Security Administration)によって認証された鍵のことです。
TSAロックが導入された当初は、TSA職員が専用の合鍵を用いて開錠できるため施錠してもOKということになっていたのですが

TSAロックには11種類のマスターキーがあるそうで、TSA職員がこれらすべてを保持しているとは限らないという理由から、2019年現在は
米国の各空港を出発または、乗り継ぎされるお客様がお預けになる手荷物については、「預ける手荷物には施錠しない」ことが求められております。
でも、あけられてしまうのがこわい。。


対策(抵抗策)

①貴重品はいれない
 ※できるだけ、いれないようにしましょう。
②ベルトを巻く
 ※巻いているのと巻いてないのでは、開けようと思う気持ちが違いますよね。
③ターンテーブルで目立つ色にする
 ※似ていると間違われます。(先に取られて気づかないことも)
④ファスナータイプのスーツケースは選ばない
 ※だれでも簡単に開けられます。
ちなみに、アジアやヨーロッパに行く便は、防犯対策として必ず施錠しましょう。