どうも。
なんか最近、虫歯的な感触がある
腰の調子もあまり良くない
けっこうドライアイ(ノ◇≦。)
肩、首にも張りがある・・・・
今年の前半戦は
かつてないほどに体調不良とは無縁だったけど
お盆を過ぎた辺りから、おやっ?? って雰囲気
なんで、明日は目薬買って、歯医者へ行って
週明けの月曜は整体でカラダを解して。
こーゆーのは早目×2の対処に限るべ。
さて。
今回の長野トリップの目玉イベント
小布施ワイナリーの見学。
ちゃんと見学が主な目的でワイナリーを
訪問するのはこれが初めて(///∇//)
ほっこりする手描きのウェルカムボード。
(まぁ、 ナビ様のお陰でサクッと見つけられたけどねw)
建物へのアプローチに置かれてた、
プチ・ピュピトル。
テイスティングルームも兼ねた蔵についたら
小布施ワイナリーの責任者でいらっしゃる曽我さんご本人が
他の方数名と一緒に早速見学に連れて行って下さった。
メード・イーン・ジャーマーンの圧搾機。
相当古いらしい
見たところ水平回転式(Horizontal Screw Press の強引な和訳)みたい。
こりはね。
圧搾機エボリューションの曙的なマッシーンで、
木桶での垂直プレスをそのまんま90度回転させたイメージさ。
このデカイ筒の中にはネジみたいに切れ目が入ってる。
この筒が水平に回転することによって両端に備え付けられた
交互に移動して中ブドウをプッシュプッシュ。
てな感じで果汁を搾り出すって仕組みでさ
「今は機械よりも畑に投資を行っている。いいブドウが無ければ
いくらいい機械があっても、納得のいくワインが出来ない。」
とは曽我さんの弁。
こちらはもう一台の圧搾機。
多分・・・・空気圧で圧搾するタイプじゃないかな???
こりはな。
筒の中にでかい袋を入れておいて
そこに空気(あるいは水)送りこんで膨らまして
その圧力で果汁を搾るって仕組みでさ
こっちの方がブドウに掛る圧力がソフトで
よりやさしく圧搾が行われるんだって。
移動して地下のセラーへ。
最近、ついにオーガニックの認証をとれたと語っていた曽我さん。
この辺の樽には、その有機栽培のブドウ達で仕込まれたワインが
熟成されているとのこと。
今年はミノ虫が多く発生して、それを手作業で除去しなくてはならなく
とても大変だったとか。
世界的に、特に欧州を中心にワインの栽培もオーガニックが目立つ
潮流にあるけど、日本はまだまだらしい。
より良いワインを造るためにも、そして国産ワインの
国際市場における競争力を高めるためにも
是非ともオーガニックで成果を出し、他のワイナリーにも
同様の農法を実施してもらいたいって曽我さんが仰ってた。
デゴルジュマンを待つスパークリングワイン in ピュピトル。
年産約5000本のスパークリングワインの
ルミアージュ、ブシャージュ、デゴルジュマン、アビアージュは手作業みたい。
デゴルジュマン・マッシーン。
アンティーク自販の栓抜きみたいな感じ。
リキュール・デクスペディシオン注入マシーン。
これでコルク打ちーの
これで針金キャップ巻き巻きしーの。
この後さらにスティルワインの
瓶詰現場を見せて頂いた(訪問者に見せるのは今回が初だったみたい)。
そしてお待ちかねの試飲タイム
モノによってはバッチリ有料だった(-_-;)
全種類試飲したけど、があるのは2本だけ・・・・なはは(;´▽`A``
てな訳でその2本をご紹介。
ビオロジックのシャルドネ2010
ブドウの果実を丸ごと口に放り込んだような
とてもフレッシュな果実味
ボディはそんなに厚くはないけど
しっかりとしたミネラル感と凛とした酸が印象的。
元気で若々しいワインだから
やっぱ今の季節の食材と合わせたいね!
魚と合わせるにしても、脂の乗った鱸よりも
サッパリで上品な旨味の鯒とかね
ヴィーニュ・フランセーズ
この2009年がファーストヴィンテージっす
これは、フィロキセラ喧嘩上等の覚悟で
アメリカの接木なしの、純おフランス産ブドウ樹の
ブドウから生まれたワイン
まだまだ樹齢の低いカベルネ・ソーヴィニョン
メルロー、タナのセパージュ。
これが素晴らしい出来なのよ
私の様な、まだまだケツから卵の殻が取れていない
小僧がテイスティングすると・・・
「んんん、ブルゴーニュみたいだぞ!?」ってなると思う。
この前にカベルネ・ソーヴィニョンを試飲していたんだけど
(曽我さんには悪いが)比べ物にならん。
ハッキリ言ってそのカベルネ・ソーヴィニョン単一は
薄っぺらいヴァニラ香がして、痩せ気味で
神経質な印象も残る、決して良いとは言えない
プロポーションのワインだった。
でもこれは別物。
ナチュラルで複雑味のある香り。
エキス分は濃い目。
ふっくらとした厚みがあるボディだけど緩くない。
とてもキレイでシルキーな酸味。
若者なのにフィネスが漂ういいワインじゃないのγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
もしかして、「キャンプのカレー」的なノリで
余計に美味しく感じただけかもしれないけど、見事だったと思う。
「国産ワインなんてぇ やっぱおフランスよ(´0ノ`*)」
な~んて言ってる人達に是非ともブラインドで飲ませてみたいw
ワイン好きの皆さんにこそ
日本のワインも飲んで頂きたいと私は強く思うね!!
すごく情熱を持って、国産ワインの未来を見つめて
仕事をしていらっしゃる曽我さんにはホント敬意を払いたい
何だかんだでワイナリーで結構金使ってしまったけど
いい経験になりましたん
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