再びの記述となります、宮殿のモンスター演出の松本です。
今日は朝の10時から夜10時までという、長く大きな１日でした。
朝からはひたすら動きの稽古。
何重にも役者が絡みあうシーンを、「黄色い月」の演出にしてムーブメントも担当している巣山さんが、ユーモア全開で作り出してくれました。
次いで昼。作曲の三宅さんが新曲を携えて稽古場へ。
クライマックスを飾る、激しくスピーディーな曲を役者・スタッフたちに披露。全員文句なしにカッコいい曲がイメージを掻き立ててくれました。
そして夜。
黄色い月に遅れること数日、宮殿のモンスターも初めての通し稽古を行いました。
半年前の公演を勘定すると、二度目の初通し稽古というよくわからない気分になる、そんな時を迎える。
今日は七転八倒。
今はまだ粗く繋げていった段階、役者たちは文字通り転げ回ってもらってます。
そしてこれから、
七転八起。
劇の繋がりを太くし、役者たちが暴れながらも劇世界をうねり動かしていけるものへ。
安易安直ながらそう転じていくよう、本番まで走り続けます。
松本