和室の話の続き。

 

先日お邪魔した辻堂の古道具屋さんにて。

 

 

写真の使いまわしですみません…。

 

床の間に飾る物が何もなかったんです。

 

私、和室が好きですがどんな物を飾ればいいのか知識はありません。

 

フラッと立ち寄った古道具屋さんの、店番をしていたおばあちゃまが和室の設えについて沢山教えてくれました。

 

まず、お茶の席ではあるまいし、時代も変わっているし、好きに飾るといいのよって事。

 

でも、季節はしっかり守りなさいと。

 

俳句の季語が一番分かりやすいから、季語が載っている本を買いなさいと。

(ブックオフ行けばあるわよ!っておばあちゃま)

 

そこで印象的だったお話。

 

 

 

 

 

沖縄に住んでいる織物をしている友人が、使わなくなった帯を送ってくれたそう。

 

沖縄に生息する貝の柄で、表は朝顔。

 

夏に重宝するわと思ってしまっていたけど、どうも気になって調べてみたら

 

なんと夏ではなく春先に締める帯だったそう。

 

「沖縄って暑いから、朝顔が春に咲くのね」

 

と、とてもチャーミングに教えてくれました。

 

 

 

 

 

素敵な話だなと、時間を忘れるほどでした。

 

 

 

 

 

 

 

和室の壁がボロボロで、畳もべっこりで、とても設えを良くできそうにないけど…。

 

自分なりに解釈をして、素敵な和室を作っていこうと決めた夏でした。

 

 

 

 

 

つづく。