唇を良い状態にするために(その1)
~ 練習の準備とウォーミングアップ ~
良い音を出すためには、「正しい姿勢」「お腹と背中の支え」「スムーズな息の流れ」などが大切ですが、
金管楽器の場合、木管楽器のリードにあたる「唇」を良い状態に保つことも大切です
練習場所 に来て、楽器やイスを運んで、譜面台を組み立てて、楽譜、チューナー、筆記用具などを準備して、楽器をケースから出して、バルブオイルをさして ……
練習場所に来て音を出す🎺までに 20~30分かかっていることがあります
もったいない!
30秒吹いて、30秒休む。 1分吹いて、1分休む。 2~3分吹いて2~3分休む。
こまめに休みをとりながらウォーミングアップをすると、唇はより良い状態になっていきます。
かなり以前ですが、世界的トランぺッターの日野皓正さんのビデオを見ていると、
10秒程リップスラ―、1分以上ぶらぶら、また10秒程リップスラ―、1分以上ぶらぶら …
といった光景があり、「これを1時間ほど続ける」というコメントがありました。
時間の制約があるとここまでは難しいですが、真似をしてやってみると唇の反応が良い状態になっていきます。
練習場所 に来たら、
まずはケースから楽器を出して一吹き!
イスを運んで、また一吹き!
譜面台を組み立てて、また一吹き!
楽譜などを準備して、また一吹き!
楽器のメンテナンスをして、また一吹き!
是非、一度やってみてください