Theatre for Peace and Conflict Resolution とは  

 

 「Theatre for Peace and Conflict Resolution」は、さまざまな人種・国籍・文化・思想・信条・ジェンダー・セクシャリティー・生まれながらの特性・境遇など、多様性を体感するプログラムです。

 

「Theatre for Peace and Conflict Resolution」では、ファシリテーターは、

レシピエントとセッションや対話を行う場 = Theatre と捉えて、

演劇的なワークショップを施していきます。

 

ですがただちに参加者が役を演じるということではありません。

 

ファシリテイター小木戸利光が数々のワークのなかから

そのときの参加者に最適なワークをチョイスし、

場をリードしていきます。

 




 

レシピエントのなかには、たとえば、普段はなかなか言葉で表せなかった気持ちや思いが、

驚くほど自然に出てきて表現できたという人があらわれます。

芸術表現には、日常の会話レベルでは起こりにくい感性や心の扉を開いていく作用があるからです。

レシピエントは、セッションを通じて、自らの心の動きを見つめていくことで、自己への理解が深まります。

また、その経験から、自分自身に適した心のセルフケアの術を見つける人もいます。

 

集団のなかで孤立しがちだった人が、本来の感性や能力を発揮し始めて生き生きとし、その結果、他のメンバーはその人の個性や特性をあらためて発見するということが起こります。

十分に理解していると思っていた同僚が、新たな一面を垣間見せて、お互いの理解や関係性がさらに深まるということもあるでしょう。

 

同セッションは、自己への理解力、他者への理解力、共感力、コミュニケーション力、物事の多層的な観察力、他者を慮る心を養ってゆくことを目的としており、それゆえに、平和構築や紛争解決といった平和学の分野で有効活用されています。


 

 芸術(Art)表現(Expression)とは、本来、私たち皆に等しくあるものであり、

特定の人のためにあるものではありません。

 

たとえば、人は、古くから、生きていて自ずと起ってくる祈りや願いを詩や歌や音楽や踊りにし、折々には暮らしの安全や豊作を祈願して祭り事を執り行ってきました。

 

私たちの生命は、時に人生の歓喜を、時に生きる苦しみや悲しみを、何かしらで表現し解き放ちながら、

世界との調和をはかるかのごとく営まれてきました。

 

表現とは、私たちがまさに呼吸をするように、水を求めるように、自ずと生まれてくるものであるとも言えるでしょう。

 

劇場(Theatre)とは、その芸術(Art)や表現(Expression)を昇華し、お互いに、受け取る場です。

このワークショップでは、東京・神谷町の光明寺にて

場を劇場に見立て、セッションを行います。