去年の5月頃の話

M君の仕事帰りにデートをした
M君が大学生時代を過ごした街で

M君と奥さまは大学時代の
サークル仲間

そんな思い出のある街で
デートをすることに
罪悪感を感じながらも

待ち合わせ場所に向かった


5月の夕方はまだ明るい
やはり人の目も気になるのか
M君は「よっ!」と言って近づいてきて
私の少し前を歩いていった

事前のLINEでは
手を繋ごうね…とか言っていたのに

まぁ、仕方ない

後ろをついて歩いて
お店に入った



お店はこじんまりとしていて
カウンター席に案内された

正直、向かい合ってずっと座っているのは
ちょっと恥ずかしいから
カウンター席って有難かった

でも、お店の人に
話を聞かれてしまうかなぁ?とか
どんな関係の2人なの?と思われてるかなとか

気になった

年齢的には同じぐらいだけど
話の内容からだと、
夫婦ではないことは
分かったと思う

最初は色々気にしていたけど
お酒が入ってくると
気にもならなくなっていた

お酒とお料理を楽しみ
9時半ぐらいにはお店を出た

まだ、帰るには早い時間
…と思っていたら

ちょっとお散歩しようか
と言ってくれた


駅とは反対方向に歩いた
そして、自然と手を繋いでくれた
お酒の力と夜の暗闇に助けられて


途中、公園があって
ベンチに座って話をした

楽しい時間というのは
あっという間に過ぎていく
そろそろ駅に向かわないといけない

後ろ髪を引かれるような思いで
駅に向かってまた手を繋いで歩き始めた


何か足りない…


私の気持ちを察してくれて
キスしていい?
と言ってくれた

もちろん、、、

うん♥️
と返事をした


公園の遊歩道からちょっと外れた
木の下まで歩いて
熱くて激しいキスをした
何度も何度もキスをした


都会の公園だから
人も通る

けど、そんなことは気にしないで
何度も何度もキスをした

今まで人前でキスなんて
したことない
なんて大胆になれるんだろう


長くて激しいキス

今までは一瞬のキスだったし、
あんなに時間をかけてのキスは
女であることを再認識させてくれて
私の気持も確実に次のステップに
上がっていった



最後に思いっきりハグをして

終電に乗り損なわないように
足早に駅に向かって歩いた


そんな
食事、手繋ぎお散歩、熱いキスをする
デートが
その後何度か続いた