米リーマンショックを受けた2009年3月期に保有する証券化商品の減損処理によって5721億円の最終赤字に陥った結果、相対的に安全資産とされる米国債への投資を拡大、金利が上昇(債券価格は下落)してもポートフォリオの迅速な見直しを行わなかった。

    収益性の悪化した10兆円規模の外債売却に踏み切ることで、今期(25年3月期)の連結純損益は1兆5000億円の赤字と、わずか1カ月前の予想と比べて3倍に膨らむ見通しを示した農林中金。奥和登理事長は21日、都内で開いた総代会後に記者団に対して「金融環境次第」ではさらに赤字幅が膨らむ可能性を否定しなかった。

 

一度に大量に売ると米国債暴落⇒アメリカ激怒するパターンになるので

ちょこちょこ売却しているのだろうけど10兆円もポジションある。

 

米国債の金利下がったところで(=国債を高く売却できる)

売り爆弾が際限なく降ってくる(FRB激怒してそうだな)

米国不景気の兆候が出てきているので市場金利を下げたいのに、なにやってんだよ!ということ

普通は不景気になると金利低下するのに、米国債大量に売却されるとそれが出来ない!

⇒日本政府が農林中金の行動を縛って倒産されても日本政府は困る

⇒米国とのバーター取引で日銀が為替介入できないポジションに。

 

※米国債は2025年3月末まで、全力買いは止めといたほうが良いと思います。