米連邦預金保険公社(FDIC)のベアー総裁は16日、不良債権買い取り機関の設立を米当局が検討していることを明らかにした。
公的資金を用いて金融機関からの不良債権買い取りを行なう「受け皿銀行(aggregator bank)」の設立を協議しているという。CNBCテレビで述べた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35922120090116---
この話題は昨年の10月には設立し不良債権買い上げるぞ!と出てた話なのに実際のところは・・・
まだ設立さえもできていなかったのが実情。
1つの不良債権をまともに査定するだけでも大変時間がかかるのに
細切れにして販売されている不良債権じゃ・・・とりまとめて査定出すだけでも大変だ!
すべての不良債権をまともに買取しようと思ったら何年いや10年スパンの時間が必要になる。
おおざっぱなアメリカ社会では・・・まともに査定算出するのは実質不可能なので
たぶん、不良債権もっている金融機関の言い値の50%~80%で買取する方向じゃないのかな?
(100%言い値で買取は国民が許さないだろう=アメリカ国民が反発する)
50%で買い取られても買い手がいない不良債権(実質価値ゼロ)が現金化するのだから大盤振る舞いになる。
実際には、受け取り銀行が設立運用されるのが年内に立ち上がればいいほうだろう。
買取は年内に始まれば御の字・・・下手すると受け皿銀行はできたけど買取作業ができない状況が生まれる。
また買取に(TARP)資金を使うとなっているが・・・
確かに当初は残り3500億ドルは不良債権買取に使うと言っていたが実際には100%利用は無理だろう。
残り3500億ドルの争奪戦が始まりましたな。
BIG3もTARP資金を当てにしてるし、バンカメの資金投入に200億ドル使うこと決定したし、
多分Citiにも第2、第3の資金投入しないとダメだろう。
(国営銀行するにしても資金が必要になるぞ)
とても残りの3500億ドルでは足りない。
大企業だけでも潰さずに存続させる場合、1年間であと10000億ドルは必要になる。
いままでの7000億ドルという大金だって国債発行して調達するわけであり
FRBが国債発行し売れなかった国債を自ら国債買い入れて資金調達している形だが・・・
(売れないとニュースになる=金利上昇するため裏から金融機関を利用して買い入れている)
禁じ手がいつまで通用するのだろうね。
国家財政破綻状態=ジンバブエ化=アメリカ国内ハイパーインフレ化=ドル価値の下落
あと半年持てばいい方かな・・・
今年後半には景気回復するだろうと必死に世論を誘導(*1)しようとしているが
昨年と同様に、年後半になっても景気回復せず多分8~9月ごろ危機の再来がありそうだ。
(*1)世論を誘導しようにも雇用不安な状況(失業率増加中)では世論操作はあまり効かないだろう。
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