■人をぞんざいにあつかうと
人をぞんざいにあつかう。
そのような態度をとっている方にとっては、
実はそんな気は全くないのかもしれないけれど、
ぞんざいに扱われた、と感じる方にとっては、
強烈な記憶として残ります。
人は自分の自尊心をとても大切にします。
大切にしなければいけませんし、
実際に大切にしています。
軽い気持ちや、ちょっとした勘違いからか、甘えからなのか、
目の前の人に対して、無礼な態度をとって、ぞんざいにあつかうと、
そういう風にあつかわれた方は、とても嫌な気持ちになります。
そして嫌な気持ちと、その人とをセットで記憶するでしょう。
今となっては売れっ子作家となったある人が、
原稿の持ち込みをしていた時に、
むげに断られた出版社をやはりおぼえており、
売れてからその出版社から出版依頼をされても、
断るそうです。
「だって、あの時断ったじゃないですか。」
というのが人間の感情、気持ちです。
松下幸之助も、
苦しかった時に出資してくれた三井住友からしか
融資を受けなかったといいます。
苦しかった時に、そっぽを向いた銀行がいくら頭を下げてきても、
「だって、あの苦しい時に貸してくれなかったでしょ」
というのが人間の心情です。
知らず知らずのうちに、人の自尊心を踏みにじっていないか。
自分の自尊心を踏みにじられているのを黙って我慢していやしないか。
自尊心というのは、人がよりよく生き抜くために大切なものです。
そこを踏みにじる行為は、人の反感を買います。
自分の自尊心と、他人の自尊心とを大切にしていきます。
今日はここまで。