トリガーポイント療法を学ぶうえでよく「触れないと鍼も上手くならない」ということを言う鍼灸師は多いです。
ですが、これは捉え方によっては大きな間違いです。
実際にマッサージは上手くなっても鍼治療が上手くならない治療家もいます。
トリガーポイント、責任トリガーポイントを指でさがせるようにならないと鍼も上手くならないというのが正解です。
ただ、指では反応しないトリガーポイント、責任トリガーポイントもあるので、一言では言えません。
鍼灸院で研修する人は少ないですが、整骨院で主にマッサージを業務に研修をされる鍼灸師は多いです。
トリガーポイント療法をある程度極めるには触っているだけでは上手くなりません。
まず、理論をしっかり頭に入れることです。
それから理論に基づいてマッサージをする時には必ずトリガーポイント、責任トリガーポイントをさがす癖をつけることです。
「痛いですか?痛いところがトリガーポイントです」というのはトリガーポイント療法ではありません。
必ず、関連痛・認知覚を確認しなければなりません。
「ただ痛いではなく、どこか違う部位に響きますか?広い範囲で響きますか?まさに痛いところですか?」といった具合に。
そうしなければ素早く責任トリガーポイントを見つけることができるようにはなりません。
慣れてくると毎回聞かなくても、指で触れた時、鍼を刺した時にトリガーポイント・責任トリガーポイントに触れた感触がするので、そこで聞くのみになるので、いちいち聞かなくても素早く見つけることができます。
トリガーポイント療法をやっているつもりの経験豊富な鍼灸師もいます。
そういった方は必ず「聞かなくてもわかる」といいます。
100%否定しませんが、原則間違いです。
認知覚は患者様自身の感覚なので、聞かなくてもわかるというのはありえません。
これはあくまでトリガーポイント療法においてのことです。
聞かないというのは悪いことではありません。
ただ、トリガーポイント療法をしっかりやるならある程度は聞く必要があります。
ですから、ただマッサージをしても意味がありません。
認知覚を引き出す
響かせる
良い響きを引き出す
響かせない鍼をする
などなど、これらは確実にトリガーポイントを意識して日々の業務にあたっていてこそできることです。
ただ、実際にはなかなかトリガーポイントを理解するのは時間がかかります。
理解できていない方の手助けができる人間だと自分で思っていますので、わからない方は気軽にご相談ください。
あきつ鍼灸治療院