馴染みの居酒屋がランチもやっているので今日はお昼に暖簾をくぐっていつものカウンターに座ると 隣のテーブル席から二人の男性の会話が耳に入ってきた。

「お金を払っているのですから、ありがとうとかご馳走様って言うのは変じゃあないですか?」部下と思われる若いサラリーマンが上司らしき男性に問いていた。

その男子上司曰く「そうかなぁ!?君が食べたのは単なる950円の天ぷらそばだと思うよ。俺が頂戴したのは海老の命だな。そしてそれを命懸けで獲ってくださった漁師さんたちへのお礼も伝えているんだよ。炎天下や大雨の下で蕎麦を育てて下さったお百姓さんたちへの感謝と、このお店の大将が招魂込めて作ってくれたお陰でこうして食べさせてもらえてる。俺独りでこんな美味いもんは作れないよ!ありがとうなんて百回言っても足らないよ。

君もこの蕎麦のお陰で午後からも仕事ができる力が頂けている。そう思って欲しいなぁ。

世の中 感謝・感謝 ありがとうの人生だぞ。良い時間が持てたよ ありがとう。」


コンビニの店員さんにも頭が下がる。

彼女らの大半は東南アジアや南アジアからの女性。何と言ってもあの流暢な日本語!!

私は想像しても震えてしまうが英語も話せないままに私がアメリカのコンビニでレジ係なんてやれっこない!! 英語もカラッキシ分からないのにお金の勘定やお釣りの計算。

そして多くの様々な業務・・・!! 短気なお客の相手まで彼女らはしっかりとやっている。素晴らしいなぁと感心。一昨日はローソンのそんなレジの子に「日本語が上手いねぇ いつもありがとう」と告げたらとても可愛い笑顔がサービスされた。感謝・感謝