戦争は決して起こしてはならない!!!が

相手が否応なく攻めて来たらどうするか?という問題が現実に今 直面していることです。

北朝鮮や台湾有事のことがその例となります。それで、このことは意見が極端に分かれているのもまた困った問題で所謂「左派・右派」ということになってしまいます。

国会議員の記者会見でも互いへの憎悪を述べていて気分が滅入ってしまうことばかり・・・、

お互いに聞く耳を持たない敵みたいになってしまっているのが悔しいけれども今の日本ですね。左の人は「国家・天皇」という言葉だけでも直ぐに戦争に結び付けてしまうし

日本は悪いことばかりを成してきた国だと自身の国を否定している。

一方、右の人は「日本以外の国を否定する 特に中国・韓国を敵視する」

先ずはここの一点から紐をほどいていかないとならないです。

左右で互いに罵り合っていて水と油よりも混じり合わない。

国会の会議場などでの下品な野次や罵り合いの暴言!

街中の演説などでは互いに「帰れコールの応酬!決して子供には見て欲しくない無様な姿」こんなことだから我が国は平和への道はただただ遠い道だと思わせてしまう寂しい限りです。話せば分かる!話合いが大事だ!と国際紛争の時には耳には心地良い言葉を投げかけるが自分らのことになるとそういう姿勢が見られない。

でも解決していくしかないのでここは一つ互いに冷静になって「歴史」を観ていこうではありませんか?

① 戦いは無くならないのだろうか?

人類は いや!生物は自己保存の本能が有るから自己が死に至ることや傷付くことには徹して抵抗するから 今のままの人類では戦は無くならない!! 

自分のテリトリーが安全であることが本能であるからこれには逆らえない

つまり この限りにおいては「戦は無くならない」

  ならばどうするべきか!? 「人類として25万年掛けてここにまで成長してきたので

  心的にもっともっと成長して ”神“に近づく様に努めていくことに尽きます!!

  「縄文時代」の人々の様に戦の無かった時代を経てきている我らはやはり

  自然を大切にして互いに助け合うという精神をもう一度心に刻みこんで己の心を育てていくことに尽きます。

  

② 人として成長していくこと

巷に起こる信じ難い事件を見るにつけて まさに「人でなし」!と感じることがとても

起こっている。これは折角①で強い想いを起こして互いに相努め合おうとした意気を瞬時に消してしまいますね これほどに人とは弱いものなのです 電車内での放火や殺傷・いつもの煽り運転・巷で起こる暴力事件・詐欺・・・この様にとっても空しいことが起こりますが、そこはそれでも人として数十万年の成長を願いつつせめて自身だけでも心豊かに生き抜いていこうと努めるだけです

この世に生を受けてきたのは魂の成長を修めるためなのですから

また幾度も生まれ変わって魂の学びを経て神に近づくように鍛えんがために幾度も生まれ変わってきたのですから 何でも受け入れて己を磨くしかありません。

◎ 国とは何だろうか?

人類の歴史を見ると 戦の歴史と言っても過言ではありませんが 人は何千年という間戦争をして己たちの領地を守り・拡大してきた。哀しいかな人は己の属する仲間との

間に存在する「共同体」の中で生き抜いていくことで自己を、家族を守ってきた。

共同体でなくては生き抜いていくには困難だからその中に入って結束を強めることになる。その中に長がいて彼が優れた指導者であれば皆が彼に付いていくことになるからその集団はやがて大きな母体となっていく。こうして村がやがて「国」という形に進展していくのは極自然の流れだと思われる。

さて、そうすると幾つかの国々はやがてその生活圏が重なってくるから農耕や狩猟でも

互いに境界線などの決めごとを設けたり塀や堀などで区分けを作っていくことになる。こうして「国」が形成されていく。その内にどうしても自然的に問題が生じてくるようになると話合いで解決出来れば良いが、何か偶然な出来事が発端となって互いに

農具を武器に変えて戦を始めてしまうことになる。こうした国々が更に大きくなっていくとその戦争も大きなものになっていくのです。

さて、ここで日本の武士の様子を見てみましょう。ぼくらは小説や映画でよく見かけるのですが武士は「名誉・無礼・義」などの言葉の下で直ぐに「切腹」をして命を絶っていますね。つまり「殿様=代表」に対しては命を懸けて従っていく!!という大きな長い間の血の流れというか意志がその根底に在るのです。「命懸けで殿を護る」という精神です。この想いがこの生きざまが武士の原点になっていたのですね。

この想いがどこから来ているのかは神様を大切にしてきた日本人としての精神がそこに在るからと言えます。つまり八百万の神々が木々や花や山に川に海にいらして我々の日々を護って下さっていて、その中でこうして生きていて、更にこうして平安に暮らしていけるのは先祖代々から仕えているあの殿様が斯様にして国を整えて禄高を与えて下さっているお陰だからだ。禄高でお米を頂いているのは百姓さんの農耕のお陰だから

彼らが安心して農耕に勤しめる様に我々武士も努めていこう!という想いが殿を一心にお守りする!という意志が強く受け継がれていったからです。

ですから殿や一国のためならば己の命を賭して尽くす!という意志が根元に強く在ったのです。

これは日本のみならず他の諸外国にも同じ様なことが言えますね。それこそ英国では騎士道と言う言葉も有るわけです。また武士は武芸のみならず詩歌や器楽などにも優れた才能を発揮する者をも多くいらしたのです。文化も花開いて発展していきました。

またお百姓さんも懸命に農耕に努めて健気に働いて我が国の農耕技術や漁業・林業などの基本産業の土台造りを成してこられました。とにかく「健気に」生きて来ました。

これが日本人の精神の根底になるもので一言で表すとすると「健気一筋」です

この健気さが明治維新以後 大東亜戦争の終結まで続きました。日本人は本当によくやってきました。一途に祖先を国を護るために命を懸けたのです。その命懸けの勇士に互いに敬愛と憧れの想いを込めて後に付いていこうとしてきたのです。それがこの国の歴史なのです。

さて、ここで再び戦争のことを述べます。

私はここまで日本人の真面目な生き方・健気さのことを述べてきましたが

ここで少し展開を変えてみます。

それは「戦場」のことを述べたいからです。

例として挙げるならば「南京事件」のことです

左の人たちは 100%日本軍人が犯した大虐殺!!で歴史上の人類の恥!!と言います

一方、右の人たちは 全てが嘘でデタラメで中国人が成したこと!!と言います

私は双方とも違うと思う一人です。

何故ならば 今現在の世の中を見てください。冒頭にも少し述べましたが

この世界には善人ばかりではありません。悪人も多くいます。殺傷など平気な人たちのあまりにもの多さに愕然としますね。ですから日本の軍人さんの中にも大半が善人ですが中には生まれ持っての極悪人も居ました!! 彼らがその軍団の中に居れば必ず悪行をやっています。またそれらの悪人が将校などの役務であったら酷いことを指示したと思います。

ですから 日本の軍人さんたちは素晴らしい人たちだった!と言われることが大半ではあっても中にはとんでもない大馬鹿野郎たちがいたことは事実です。

私は若いころに旅行会社に勤務していましたからお客様の海外渡航のVISAの申請受理のことでインドネシア大使館をお客様と同行したことが有りますが、お客様と

大使館担当官との面談で「日本軍人としての軍歴証明書」提出を指定されて早速そのことで書面を取って後日提出しましたが ○○連隊経歴者は入国禁止!ということでした。幸いにしてそのお方は別の連隊歴なので無事にVISAが認可されました。

そうかと言えば「インドネシア独立」のためにオランダ兵と命を懸けて戦った方々も数千人もいらして私の友人の父親から聞いた話では「インドネシア独立万歳!と牢壁に血文字で書いて銃弾に倒れた友も居た!とのことです。

ですから一概に決めつけてはならないと私は思います。

ただしです。 自分の祖先が悪人であったか善人であったか!!ということは

これは自身の一生のことにとっても重要な精神的なバックボーンに関わることです。

「お前の祖父ちゃんは偉い人だったぞ!! お祖母ちゃんはこんなにも人助けをしてきた」

という言い伝えが有るか無いかで大きな違いが有ります。

「俺たちの先祖は中国で韓国で悪いことばかりをして来た」として勿論 謝罪と反省はとっても重要なことですが、かと言って自虐のみに徹してしまい 先祖が莫大な努力をしてきたことを知ろうとしないで 善行を成した人々を貶めてはならないと強く思います。 戦争の話になってしまいますが 日本人が成したと言われる暴挙が有れば 中国人・韓国人が成したと言われる暴挙・虐殺も有るのです。通州事件という多くの日本人が中国人によって殺戮された事件なども有るのです。

戦争は生きるか死ぬかです!夥しい血が流れ 骨や肉片が飛び散るのです。

では 武器を持っているから戦争をするのだから武器を無くせば良い!?

こちらが国防費を増やすから向こうが軍事基地を増やす!だから国防費など

要らない!だって憲法に戦争放棄!とあるじゃないか!!?

確かにその思いは誤りではないと思います。しかしながら残念なことに未だ未だ人類はそこまでに達していないですね、悔しいけれども。事実として今や中国海軍は全く国際法を無視して領海に侵入してくるし、北朝鮮は同様に兵器を海上に打ち上げています。

イスラエルとハマスの戦争も然りです。

理想は人類が心的に神様に近づいて「争い」の心を持たないことです。

でも、それは20万年以上経てからのことかも知れません。

こういう日が一日も早く来ることを祈ります

ここで また 武士に登場してもらいましょう

武士は刀を持っていますが 先ずは抜かないことが主です!!

しかしながら日々 剣術の猛練習に明け暮れます

いざとなった時には命を懸けます

でも、「抜かないで相手を負かす」ことが最上の腕!

相手がこちらの態度・所作で自ずと負けを認める!!

でも 残念ながら 一度 抜かざるを得ない時には潔く

立ち居ふるまって己を家族を仲間を護っていくために

相手を切らなくてはならない!!! 

これが最も基本的な防御だと私は思っています

戦争放棄!確かにそれは真っ当ですが・・・人類全体がそうならないと・・・

今の地球人では夢物語です 現実にイランやイスラエルのこと北朝鮮のこと

中国の越境問題 この事実を他人事としてはならないです

では どうするべきか!?

戦争放棄なんだから 自衛隊も廃止して軍備無くそう! これは人類全体が争いの気持ちをもう持てない時になったらそうしましょう。当然に戦争なんて無用です! 

でも世界は戦争で溢れ切っていますよ! 人類はまだまだこんなもの

永世中立国のスイスを訪れた時に 驚きましたが高速道路がいざとなった時はジェット機の滑走路に早変わりします。また道路の至る所に大きな鉄製のポールが埋まっていて戦時にはこれが地上に上がってきて敵戦車の進行をくい止めるとのこと。

平和な風景そのものの平原に立つ建物の中に標的らしき旗が左右に揺れ動いているのであれは?と質問したら「戦時のための民間人銃弾発射練習中」とのことでした。

我が国は戦争放棄だから逃げますか? どこに逃げますか?

奥さんと子供を連れて何処に逃げますか?

この国を護ろうとしないのですか?

彼らは一気に攻めてきますよ

プーチンがウクライナに侵出したじゃないですか

アメリカが日本を助けると思いますか?

安全保障条約でただ乗りをしている国のことを命懸けで守ると思いますか?

ベトナムやアフガンで彼らは経験済みですよ

ではどうやって守るか? 古の武士のようにやはり常に心身を磨き崇高な精神を養い続けて世界中から憧れを持って尊敬される国づくりに勤しむことだと強く思います。

そして武士が絶えず心身を鍛えていたように、文武両道に励むことだと思います。

簡単な例をあげます。深夜に泥棒が入って来て奥さんが包丁を突き付けられて血を流していたら逃げますか? 必死に救おうとするでしょう? その時には潔く「武」を発揮して家族を救うのが道ではありませんか!! 相手の欲求とおりに金品を差し出して逃走させるのも良策かもしれませんが、それはまた襲って来るでしょうし村中の人たちも被害に遭います。刺されて大切な人を失ってからでは遅いですよ。

話合い!と言いますが、巷の凶悪犯など話合いのレベルでも何でもありはしません。

ハマスやイスラエルとの昨今の戦も話合いのレベルではなくて数千年も続く因縁の事象ですね。宗教戦争も絡んでいます。昔からの様にお互いに疲弊してきた時に相互に休戦を提案してそれが繰り返されていく間に少しずつ憎しみが消えていくことを望むばかりです。

国連平和活動と言いますが・・・悔しいことに「国連」はここ一番という時に無力ですね。 今から80年ほど前の戦争で勝利した6か国が拒否権というバカな権利を有していて195か国の皆が賛成してもその一国が天下の「拒否権」を発すれば全てが無! こんな国連など不要です。21世紀の人類は未だ未だこんなにも幼稚なのです。

国際裁判所も然り!! 人類はもっと賢明なはずなのに、、、悔しいですね。

せめてもぼくら一人ひとりがもっともっと成長していきましょう。

一人が目覚めるだけでもう大丈夫です。