フランスのクライミングジム | 登山教室Serow(セロー)のガイド日記

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日々のガイドの記録です。

シャモニーに来てみたものの、2018年の時と違って天気が良くありません。前回は恵まれ過ぎていただけで、これが今の時期の普通なのかもしれません。シャモニーから電車で45分のところにあるクライミングジム「Le Topo」というクライミングジムに行ってきました。

 

15mクラスの壁。そしてオートビレイ器だけで10台以上設置されています。考えてみたら、海外でクライミングジムに来るのは初めてです。

 

割の最近出来たジムらしく、おしゃれなカフェまで設置されています。

 

7B(デシマルで12a〜bくらい?)の課題を登ってみました。実はこのルート、登る前からピンと来るものがありました。

 

手が大きい欧米人の現地クライマー達はクラックに手が入らず、シビアなフィンガージャムで苦戦。一方で私は手が小さいのでタイトハンドがバッチリ決まるサイズ。キャメロットで言えば#0.75サイズか?このサイズなら現地クライマーに負ける気がしないのでガンガン登れます。

身長が190cmを超える現地クライマーにリーチで負けたとしても、クライミングで完登出来るかどうかはそれ以外の要素も大きいです。身長は伸ばすことが出来なくても、技術や体力はトレーニング次第で伸びる可能性がありますね。