横浜中華街で一番客扱いの悪い「徳記」の女将 | 下丸子へ通う75歳の元社長のブログblog

横浜中華街で一番客扱いの悪い「徳記」の女将

 横浜中華街で一番客扱いの悪い「徳記」の女将についての話題

昭和53年ごろ(35年前)長男は小学校低学年、次男は幼稚園
当時はマーホームを建てたばかりで貧乏生活時代でした。

当時は横浜中華街で家族4人で一品料理の安い中華屋で会食していました。
関帝廟通りから しもた屋に入る目に入らない路地裏にある
一膳飯屋の「徳記」に時々食べに行っていましたが、

当時の店番をしていた60歳?前後の女将の愛想のない態度には
食べている料理も不味く感じるほど不快な思いがありました。

(当時、女将の発言集)

「勝手に座らないでください!」

「忙しい時には追加の注文は受け付けません!」
「注文は一回にしてください!」
(ひまでもセリフはいつもと同じ)

女将が指差して 
「うちは相席ですから、そこに座ってください」

「子供以外は小皿、茶碗は出しません!」

「椅子を引いてください!」

などなど どちらがお客か分からない態度をしていました。
女将の態度も おおへいで、ニコリともしません。

そのうちに気の強い家内も嫌気がさして徳記にわざわざ食べに
行くのはいい加減嫌になった、と言い出して徳記に入る路地の角の

関帝廟斜前の「萬福」に食べにく事が多くなりましたが
夫婦二人で営業していましたが寄る年波には勝てず廃業して、

その場所でセガレが中国骨董品店を開業しています。
当時の萬福の油条、お粥、牛バラ飯、椎茸飯は絶品でしたが残念です。

以上は昭和53~55年当時の話です。
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平成に入ってからですが産経新聞 神奈川地方版の記事に
横浜中華街で火事の記事が掲載されていました。

読んでいるうちに火元はどこか分かりませんが「徳記」全焼と
書かれていましたのにはビックリ仰天したのです。

その後再建しましたが家内は徳記には食べに行く気にもならず
ずるずる今日まで過ごしてきました。

以上は平成○○年までの出来事
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下記の写真は一昨日の平成25年11月10日午後5:30ごろのです。

一昨日、家内と夕食を食べに中華街まで店を決めず出かけました。
関帝廟通りを歩いていたら35年前頃に食べていた徳記を思いだして、
当時愛想のない女将を思い出しました。

  
左の変わった建物は関帝廟の敷地、一階が重慶飯店別館 3階からは
日本人には学習院幼稚舎入学より難問の学校法人 横浜中華学院。
日本語、英語、北京語が完璧にマスターでき世界にはばたける人材教育。

  
関帝廟の斜前を入って路地裏に入った分かりづらい場所に徳記がある


関帝廟斜前にある骨董品の北京堂の横の路地裏を入ると
サービス・愛想のないことで有名な「徳記」がある。

北京堂の以前は「萬福」という安くて旨い中華料理屋でしたがセガレが
後を継がず廃業して骨董品屋になってしまった(残念)

  
一膳飯屋の一品料理屋に掛けたれた のれんは風情があり気に入った。
 
徳記の麺は平打で腰があって中華街でもとても旨い。

家内に30年以上前に食べた時の女将は歳からいって死んでいるよ、
と言いながら今回久しぶりに徳記で食べることにしました。

夕方5:30開店した時に、入った途端に「ここに座って!」と指図されました。
当時の女将?・・では無く代替わりしたと思いますが・・二代目?かも・・
相変わらず横柄な言葉使いに無愛想な態度は変わっていません。

サービスが良ければもっと繁盛店に成っているでしょうが相変わらずです。
最初の一発は「大人には小分けする皿は出しません!」

先制パンチを受けた家内は完全に負けてしまいました。
  
 
 
本日のおすすめ料理は数年間食べていないので今回は何も注文しない。
30年ぶりに食べに来たので、まずは一品料理で味試し食い。
  
 
徳記の有名料理は豚足麺が一押しの一品 1000円
麺スープと 煮込まれた豚足二切れ皿は別々にくる。

食べ方は麺を豚足皿に入れてコッテリしたタレに付けて食べる方法と
麺汁に入れて食べる方法がある。

一切れづつ別々にして味を楽しむ方法もある。
徳記の人気メニューでコラーゲンたっぷりで特徴があります。
          旨い・旨い・旨い  三ツ星 

  
焼飯は手間暇掛けて焼かれたチャーシューがたくさん入り
芝海老もどきの海老がゴロゴロ入っていてとても旨い、

定価800円(芝海老使用とは書かれていないので良心的です)
         旨い、旨い、旨い 三ツ星
今回はオーダーしていませんが自家製焼売も美味く食べた事を思い出しました。

 
           
ネギソバ ラーメン風、牛バラ飯、むし鷄ネギ入り坦々麺の三品は
値段の割には少し高めに感じる。
次回来るか、来ないか、家内次第だが上記の三品は注文しない。

味は中華街では何処にでも食べられる普通の味でこだわりはない。
徳記ファンに於いては思い入れもあるので評価は分かれるでしょう。

食べていた途中、一人の常連客が椅子にチョッキを忘れて行きました。

それを見つけた女将は慌てて外まで出た客を追いかけ手渡し。
しかし一げん客の場合はどうなるかは予想つきませんが・・

家内はこんな店での常連客になるまで何回も行きたくない!の一言
サービスなしの美味しいだけでは繁盛店までたどり着くのは大変です。