船井総研のいい加減なコンサルタント
4月22日各社朝刊に「時事評論家」の増田俊男 元社長(73)が
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実質的に経営する投資顧問会社「サンラ・ワールド」逮捕されると書かれていました。
増田俊男は船井総研 社長の船井幸雄氏に見込まれて数冊の本を
時事評論家の切り口で書いています。当時はインターネット検索は
普及していない時代で増田俊男はインターネットを利用してだましたのです。
http://news-tag.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_246b.html
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最初の切り口はネット上でペルー日本大使館襲撃事件に関する事件でした。
1996年12月17日 日本大使館で天皇陛下祝賀レセプションパーティーで
武力革命MRTAに襲われ127日間100名その後80名が束縛されました。
1997年4月22日トンネルを掘っていた場所から特殊部隊が13名の
武力革命MRTA全員射殺して開放しました。当時日本でも実況中継が
されて大変な話題になりました。
増田俊男はネット上で特殊部隊が襲撃する日時を30日前に予言したふりをして
ブログを改ざんし書き込みました。船井総研はピッタリ的中させた
増田俊男にすっかりだまされてマスコミに取り上げられて「時の人」になりました。
私も彼の講演を銀座ヤマハホールまで聞きに行ったこともあります。
私も当時、秘密情報もっていた凄い人がいると思い込み話を友人にも紹介ました。
船井総研とは当社も縁があって売上げ増強のノウハウを高額で
コンサルタントしてもらっていた時期に重なっていました。
結果は売上成果無しで「イッパイ食わされた」ので直ぐに契約解除したのです。
http://news-tag.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_9aeb.html
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上場会社の船井総研はコンサルタント業なのに詐欺の常習犯の
見分けもつかないで、この商売がよくやっていられると思います。
私も最初興味があって増田俊男の本を数冊買って読みましたが
中国は必ず経済破綻する話やパラオでPB金融機関創設、ゴルフ場建設
ハワイでコナコーヒー農園投資、非公開株販売などインチキ臭い話が
次から次にでて信用できなくなりました。
そのうちアメリカ滞在中「ネズミ講」天下一家の会で逮捕歴がある事が判り
彼に興味を失いました。しかし、その後も船井総研がバックアップしたことで
無知な国民1500名以上から250億円巻き上げて全ての事業が計画倒産しました。
船井幸雄氏は渡部昇一氏を彼に紹介して書いた一冊です。
渡部昇一氏も船井氏の顔を立てたのは失敗だと悔いがのこるでしょう。
増田俊男と渡部昇一氏の思想信条は水と油ほど違いがありますが
後から困ったでしょう。船井氏も罪作りな人です。
船井総研が増田俊男を持ち上げたことで信用した1500名以上の
人達が250億円をだまし取られました。
世の中には働き盛りの40~60歳の中年相手に言葉上手に言い含まれ
だまされる人は大勢います。「自分に限ってはだまされない」と
自信のある人が一番だましやすいのです。
山千海千の経済の裏表闇社会を渡り歩いたつわものには見抜けます。
70歳まで生きているといろいろな経験をしてきました。
だます方法は、話し方がとても上手、常に正しいことをしゃべる、正論を
交えながら立板に水を流す様にしゃべる、その場でウソをつかない、
相手の気持ちをそらさない、普段金欠でも財布にはある程度の万札10万円ほど、
目立たない様に高級時計、高級な背広を身に着ける、決してホラを吹かない、
話しの内容をごまかさない、頼まれた事は気持ちよく引き受ける、
それからが本番の騙しのテクニックで洗脳してしまいます。分別のついた
真面目で闇社会をしらない働き盛りの中年男性、女性が騙しやすいのです。
増田俊男もだましの手口はその中の一人です。
私は時々、大ホラを吹いたり、つい本音でしゃべるので家内をはじめ
身内+孫、友人、知人から、あまり信用されていないのです。
10日間の旅で初めての人にも素行を見抜かれ、ばれてしました。
したがって命から二番目に大切な大事な現金、株券、権利書等の
相談事が舞い込んだことがありません。
相手が詐欺師、うそつき、と判っていたら命から二番目の大事な現金は
預けませんが言葉上手にマインドコントロールされて騙されるのです。
あなたの周りにはいませんか・・もしかしたら、まさかあの人!と驚くことも
正夢にならない様に気をつけましょう。