△第3回大東岳再リベンジ△ 宮城県太白区秋保 2020年2月16日
あいにくの雨、、、でも山はそこにある。登るっきゃない!!まだ雨が少ない朝方に撮った写真。暗い、、、7時に登山開始、12時40分山頂に到達。16時下山。3合目まではほとんど雪がなく、軽快に進むことができましたが、4合目の手前から急に増え始めました。雨を含んだ重たい雪は9合目まで続き、山頂付近は凍っていたので、だいぶ歩きやすくなりました。ワカンを履いていきましたが、水けを含んだ雪はかなり足を取られました。全行程として、4合目から山頂までのラッセルにかかった時間が4時間30分くらい。山頂の写真は、残念ながら暴風雨で1枚だけホワイトアウトでなにも見えず(笑)写真は次回がんばります。余談ですが、今回の登山は始まりから終わりまで不思議なことがたくさんありました。まず、山岳素人がいきなり大東岳にこだわっていたことです。中級者向きの山だし、1360mとはいえ厳冬期なら重装備が必要です。こんな山に、しかも厳冬期で雨の日に「どーにもこーにも登りたい」と思ってしまったこと。次に、早朝、駐車場に5台くらい車がいて、登山者らしい荷物を準備していた人がけっこういたのですが、私が準備をしている間にいつの間にか車ごといなくなっていました。他の山に行ったのか?違うルートから登るために移動したのか?あっという間に誰もいなくなってしまいました。雨だからあきらめたのかもしれませんけど。もう一つ、登山道の途中で300円を拾ったことです。登山中に300円を落とすシチュエーションって、ちょっと想像できないですよね?財布は身に着けているにしても、登山中、両手はトレッキングポールがあるはずだし、カメラだってある。お財布を出して使うような場面がそもそもない。小銭入れを取り出すなんて、登山中にその必要がありますか?使用頻度の低いものは普通、バックの奥のほうにしまってあるはずだし、財布はぬらさないように、密封していると思うんですよね。最後は山頂の暴風雨。ホワイトアウトになるほどの暴風雨でしたが、この嵐、山頂の標識が見え始めたころから始まって、たまりかねてすぐに下山したのですが、下山を始めてものの数分で止んでしまったんです。こんな局所的に、短時間の暴風雨ってなんなんだろうって。大東岳のことをしらべてみたら、こんな記事が出てきました。https://www.yamareco.com/modules/diary/128729-detail-173782東北大学の教授が一昨年遭難していたようです。同大の学生している私に迎えに来てほしかったのかなと。山頂の嵐も、歓迎の嵐かなと思いました。帰りに大学によっていったら、なんだか体が軽くなったように感じたのは気のせいかな?コンディションは最悪でしたが、いい登山でした。