短編
「さようなら…」
君が怪我をして運ばれたと聞いて急いで医務室に駆け込んだ…
医務室には
君を正面にして座る五年生の皆がいた…
君はいつも以上に白くいつも以上に綺麗だった…
僕の姿を見ると
不破くんは他の3人を連れて医務室から出ていった…
その気遣いにすら泣いてしまいそうになった
「兵助くん…」
とりあえず名前を読んでみた…当然の如く返事はなかった…
「ヤダよ兵助くん…一人にしないでよ…」
どんなに話しかけたって君のあの優しげな声は聞こえてこない…
こんなにもただ眠っているように見えるのに君はもうこの世にいない…
笑えなくなって泣くことすら出来なくなった…
もう一度君と話がしたい…
とりあえず死ねたが書きたかった…