実は…先々週のシヅ子さん
あまりよろしくない状況だったみたい
『血圧が上がったり下がったりして
意識喪失することもありました』と
例の看護婦さんから連絡があった
「緊急性はないですか?」と聞いたけど
『それは大丈夫です』と返事だった
何はともあれひと安心だわ
嘱託医から一度面談したいと言う事で
急遽、施設に行くことになった
「オレひとりでいいよ」とオットは言ったけど
例の看護師さんがメインで説明すると
『言った言わない』になる可能性があるので
ふたりで聞くことにした
彼女はとても説明が下手なの…
オットも彼女がとても苦手(笑)
受付で4階のお部屋に行くように言われた
まだ面会できないはずなのに…と思ったけど
久しぶりに4階のフロアに行った
介護士さんに案内されて個室へ通される
個室?部屋変わったの?
「お母さん、来たよ~」と声を掛ける
『う~ん』と返事はするけど
反応がすごく薄い
悪い予感がよぎる…
「調子悪いだけだよね…」
ふたりで声を掛けるけど…
あんまり変わらない
どうしちゃったんだろう?ザワザワする
病院に行った時は普通に会話できたのに…
『2週続けて人混みに連れて行ったけん
疲れが出ちゃったんたんだよ…多分』とオット
不安な時間を過ごしていたら
「どうですか?お話しできました?」と
看護師さんが部屋に入って来た
「寝てるのか…反応が薄いです」と答えると
『シヅ子さ~ん。息子さん来てますよ~』って
大きめな声で耳元で声掛けしてくれた
そしたらシヅ子さん『ハ~イ』と小さな声で
返事をして、薄目でオットを見ている(笑)
「なんだよ…聞こえてるんかい(笑)」
調子悪かったんですか?と質問したら
先週ちょっと悪くて心配しました。
血圧が乱降下しちゃったから
ご本人もキツかったと思います…と
例の看護師さんではないからか
とても会話がスムーズに進む
食事はできてるのか心配だったけど
飲み込みやすい形状に変えたら
完食できるようになったらしい
ご飯が食べられてるなら大丈夫
しばらく看護師さんとお話したら
『先生とお話して頂きますね』と
また別室に案内された