埼玉のある地区の座談会で、梅雨を吹き飛ばすような、爽やかな笑顔が広がった。今月の教学部任用試験に挑んだ会友の青年が、初めて座談会に参加。「応援してくださった皆さんに、一言、お礼が言いたくて来ました!」とあいさつした。誠実さにあふれたその言葉に、会場は大きな拍手に包まれた

 

 青年は、受験を勧めてくれた女性部の妻と支部の勉強会に毎回出席。聞き慣れない仏法用語と格闘しながら、他の受験者と共に研さんしてきた


 先日、彼の元に合格の報が。「十界論など、人生の糧になることを学べて楽しかったです」と声を弾ませた


 かつて池田先生は、任用試験の受験者に伝言を贈った。「合否を超えて、受験したこと自体が、偉大な福運となり、功徳となって、永遠に皆様方の生命に刻まれていくことは、絶対に間違いありません」。受験者はもちろん、その家族や講義担当者、運営役員など、受験を応援した方にも改めて拍手を送りたい


 今回の試験範囲で学んだ御聖訓に「法華経を信ずる人は、さいわいを万里の外よりあつむべし」(新2037・全1492)とある。自分も幸せになり、人をも幸せにしていく――この絶対的幸福の大道を、妙法の絆で結ばれた宝友と歩み続けよう。 


【6/30 聖教新聞·名字の言】