【御書本文】

然れば久遠実成の釈尊と皆成仏道の法華経と我等衆生との三つ全く差別無しと解りて妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり

(生死一大事血脈抄 全1337 新1774)


【通解】

さて、久遠実成の釈尊(日蓮大聖人)と、あらゆる衆生を成仏せしめる法華経(文底独一本門の大御本尊)と、私たち衆生との三つは、まったく差別がないと信じ理解して、南無妙法蓮華経の題目を唱えていくことを、生死一大事の血脈というのです。