実家のウォシュレット
TOTOのタンクレスタイプ ネオレストTCF9581
もう、20年前のトイレだ
当時の高級機
ビート状に噴出する洗浄水が、〇ツの穴に気持ち良い
今のウォシュレットにはない水流に高級感があるトイレ
左奥から漏水するようになって、水受けを置いて使っていた
この水受けは、実はゴミ箱
結構満タンになり、水を捨て忘れるとトイレの床が水浸しになる
修理可能か型番を確認
ネオレストSD3 TCF9581
機能部左奥からの漏水はこの機種の持病のようだ
水路のフィルター交換で治るかもと期待したが、フィルターから漏ってるようではなさそうだった
フィルターに詰まりはないことを確認
バルブユニットというのを交換すれば良さそうなので購入
型番はTCH785N
TCH785Nは、ネットで検索すると様々なお店で取り扱いがある
製造20年も経過して、部品が出るなんてさすがTOTO!
ライバル社のイ××××ではこうはいかない
自分が購入したショップでは9,700円
ポイントを換算すると実質9,000円での購入
このバルブユニット
メーカーの訪問修理が可能だった場合、おそらく部品代で36,000円位
(メーカーの修理期間はとっくに終わってます)
箱の中
サービスマン仕様
部品とOリングのみ
修理前に、止水する
予想通りこの水栓は固着していたので、外の水道メーターのとこで止水した
タオルはたくさん用意しておいてね
(止水しても残水が出るので)
機能部分を外すには↓左右のネジ4個(2個×2)のプラスネジを外す
給水フィルターの蓋もプラスネジ1個で止めているので先に外す必要がある
(現行機種では考えられないネジ留め)
右のネジはココ
化粧キャップは外して撮影
なお、TCF9581の場合、前面にも左右2個のネジがあり外す必要がある
ゆさゆさして機能部を持ち上げる
蓋と本体の配線は左側に集中しているので、抜けないように注意
(抜いたほうが作業は楽だと思うが、抜きづらそうなコネクタ)
左上がバルブユニット
新しい商品と見比べて形状が同じであることを確認
ちなみに、写真↓下部にある黒い蓋
ネジ2個で留まっているけど、これを開かないとバルブユニットは外れない
ネジは3本
新しいバルブユニットを見て確認
一番太い水路の接続部
抜け止め金具の形状を確認するために撮影しておいた
細い針金を外してから、幅広の金具を外す
そうするとこのように抜ける
箱の中のOリングはここに使用する
忘れないように先ず交換!
バルブユニットは、もう1か所、水路の接続がある
そちらは簡易なクリップで留めてあるので、ラジオペンチで引き抜けばOK
バルブユニットに刺してあるコード
赤・緑・青線
ここも写真撮影しておかないと戻すのが無理
ラジオペンチで挟んで、丁寧に抜き差しする
抜くときはいいのだけど、刺すときにバルブユニットの端子を曲げないようにね
バルブユニットは、立体パズルのようにはまっている
固定は3つのネジだけど、ほかにゆるめると持ち上げられるネジがあるので緩めてください
ムリな状態で引っ張ると、トイレ全交換コースに進むことになります
バルブユニット 新旧比較
形状が同じでなくては入りませんが・・・
青いコネクタは、外す時に切っちゃいました
コネクタの大きさが違うので、はめる時に間違えることはありません
新しい方のコネクタをよく観察して、どうすれば外れるのか確認してください
これも、ラジオペンチで外す部分を押さえながら引っ張れば簡単にスッと抜けます
1時間で全てやっつけちゃう予定でしたが、バルブユニットを外すのに手間取り、全ての作業に2時間かかりました
コネクタの位置
コードを辿っていけば分かります
コードを束ねてあるので、自分はコード切っちゃいましたけど
そして、蓋を戻して修理完了
全動作を確認
ネオレストは名機だと思う
ただ、水たまり部分が大きいので、使用水量は最新機種の倍以上ではないかな
水たまりが大きいということは、おつりも心配
全ての動作が高級なネオレスト
まだまだ使って行ければと思う
翌日、水漏れを確認したがOKでした
乾いていたのって久しぶり!
追記
このバルブユニットは、2万円弱で販売している業者が多い
でも、楽天では2業者が実質9千円ほど
今後の品不足によっては、高値になることも考えられるので、
水漏れがあって、トイレリフォームの予定が無い方は、早めの修理をおススメしたい
でも、この修理は難しい方だなー
工具は、ドライバーとラジオペンチだけでできるので、その点はハードル低いかも
DIY初心者にはオススメしませんが。。。
バラシて分別して捨てた↓