顎下腺腫瘍inドイツ

顎下腺腫瘍inドイツ

ドイツで受けた、顎下腺腫瘍の摘出手術に関する私の体験談です。

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久し振りにブログを書いてみます!

術後の経過は順調と言いたいところなのですが、実は3月辺りから傷口が腫れてきてしまいました。インターネットで調べてみたら、「肥厚性瘢痕」というのにみたところはよく似ているように思います。傷口の写真は、こちらの記事に追加しておきますね。



傷口用のシリコンジェルをオススメされたので、一ヶ月前からコレを使ってみていますが、今のところ大きな変化は見られず……。でも日に日に悪化していたので、悪化してないだけ良いのかも。

シリコンジェルは、術後10週間くらいして傷口が完全に塞がり次第、使用して良いそうです。もっと早く使い始めておけば良かったのかなあショボーン



傷口は、まだ動かしたりすると痛みます。ラジオ体操の首の運動が気持ち良くて好きだったんですが、手術した部分を大きく動かすのは痛くて、気持ち良くできなくなってしまいましたショボーン


とはいえ、概ね順調に回復しています!

二重顎もだいぶ良くなりました。

今は意識すれば確かに手術した側の顎がむっくりしているのがわかりますが、あとはもう自分が手術前よりも痩せれば気にならなくなるのでは?というダイエットのモチベーションにしていますもぐもぐ


感覚麻痺はまだ残っています。手術直後よりも良くなってはいます。触るとなんとなくピリピリする感じ?言葉で説明しにくいのですが……。その範囲が確実に小さくなってきているなと感じます。

あ、でもそういえば、この間写真を撮られて気付いたのですが、笑った時の口角が、手術した側はやはり完全には上がりきっていませんでした。鏡を見て笑顔を作って意識すれば同じ位置まで上げられるのですが、普段笑っている時など、口角など全く意識していないような場合はやはり少し差が出るようです。でも多分気にしてるのは自分くらいかなという気がします。笑えてるだけで万々歳ですよねニコニコ


私の回復状況はそんなところです。

またたまに書くようにしますね爆笑

記録用に撮っておいた写真を載せておきます。
血や、抜糸後の傷口の写真もあるので、苦手な方は気をつけてください!

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これが手術前。
ロケットの先が示す辺りが少しボコッとしてるのがわかりますかね?見た目にはわかりにくいですが、触ると明らかに固いしこりがありました。

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手術後。
血が外に出て行く為の管が付いています。この管は手術翌日には取り外されました。

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管が外されたところ。

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手術から10日後(抜糸から3日後)
横に長い傷の右端下にあるのが、血を抜く為の管が刺さってたところ。
この日に初めて自分の傷を見て、さすがに少しショックでしたショボーンフランケンシュタインみたい…ショボーン汗


2月の時点でかなり綺麗に治り始めていたのに、そこから傷が盛り上がってきてしまいました。


写真は回復具合の報告として、たまに更新しますね。
肝心の腫瘍について。
幸い良性だったとの結果を、手術の3日後の検診の際に教えて頂きました。腫瘍は綺麗にカプセル状になっていて、顎下腺ごと取り除いて、周りにも悪性の細胞の浸食?は見られなかったとのことで、ひとまずホッとしています。

私の場合は、珍しいことに、本来なら耳下腺にできるはずの腫瘍が顎下腺に出来てしまっていたそうです。(正直私もよく理解していないのですが、耳下腺腫瘍が顎下腺に出来てしまったということなんでしょうかね?耳下腺に出来るから耳下腺腫瘍、顎下腺に出来るから顎下腺腫瘍と呼ぶわけではないんでしょうか…)

傷も、もちろん時間はかかりますが、化粧品で誤魔化せるくらいまでには回復するようです。術後の写真など載せたかったのですが、実は怖くて自分でまだ一度も傷を見ることができていませんショボーン

手術後ちょうど一週間の昨日の検診の際に抜糸も行われました。感覚麻痺のせいかもしれませんが、全然痛くなかったですよ。
傷口はまだテーピングされていますが、テーピングが取れて傷口とご対面した時には写真も載せてみようかな。

私の場合、術後1週間経った今も、顎の左側から首にかけての感覚が麻痺しています。そのおかげで術後もほぼ全く痛み止めが必要ありませんでした。
この感覚麻痺は少し気になりますが、少しずつ麻痺している部分が減っていく感覚もあるので、最終的にどこまで回復するかはまだわかりませんが、気長にいこうと思います。

また、左の口角がやはり右側に比べて動きが小さいようです。友人と話している時に聞いてみたところ、「言われれば気になる程度」に、左側の口周りの動きが鈍いとのこと。これは感覚麻痺のせいもあるのかもしれませんが、笑っていても左側の唇が動いている感覚があまりなく、どの程度動いているのか少し不安です。

この件に関しては、また一年後など、しばらくしてから記事を書くようにしようかと思っています。

翌日、手術前に少し眠たくなるように薬を一錠飲まされました。そして7時過ぎに病室からベッドに乗ったまま運び出され、手術前の準備室のような所へ。

心電図の機械をつけられ、手の甲に点滴の針を刺され、マスクを付けられました。「これは酸素だからね、肺に空気を入れて。ゆっくり大きく吸って〜吐いて〜」と言われ、大きく吸って〜吐いて〜……と思ってるうちに意識が飛んでいました。
酸素って嘘じゃん……

気付いた時には手術は終わっていました。
起きて、やはり12時間くらいは意識が朦朧としていたようです。でもその間に一度、手術してくれた先生が来てくれて、「口は動く?」と聞かれ、朦朧としながら口を動かして見せたことは覚えています。やはり顔面麻痺の可能性はあったんだなあと思い、とりあえず口が動くことに心底安心しました。