腰痛治療をライフワークとし、2012年4月5日に山口市大内御堀で開業したとよた整形外科クリニック院長のブログ -2ページ目

腰痛治療をライフワークとし、2012年4月5日に山口市大内御堀で開業したとよた整形外科クリニック院長のブログ

特に腰痛の診断、治療に力をいれていきます。開院の準備状況の報告と、腰痛に対する院長の考え方(マッケンジー法にもとづく治療など)、最新情報を発信します。

先日りがハビリ中に胸部痛を5分間自覚された患者がいらっしゃったので、呼ばれて行った時には症状は消失していましたが、以前も一度あったとのことでしたので念のためとお断りして向かいの循環器内科に紹介してみていただいたところ今の時点では問題ないが狭心症の可能性は否定できないので画像検査しますとのことでした。スタッフ間の連携も良かったのですが、リスク管理の重要性を再確認しました。

医療安全を学ぼう という浜松医大教授 大磯先生の講演があり拝聴しました。

医療安全の目的は医療現場における危険性を減少させ、安全性を向上させることですが、脊髄造影誤投与事件を例に挙げ、人的要因に原因を求め医療従事者個人の責任を追及することでは同様の事故は防げず、システムとしての安全性の向上と背景要因を検討することで、間違いが起きにくいシステム又は間違えても第三者に損害が生じないシステムを構築することとのことでした。医療事故調査制度は学習を目的としたシステムであり、非懲罰性、匿名性(完全な非識別化)を基本にしているとのことでした 。医療従事者として医療事故に向き合う姿勢を学習でき有意義でした。
先日防府で山口大学医学部62会防府支部会があり私も元県立総合医療センターにいたので呼んでもらいました。私の尊敬するながみつ脳神経外科クリニックの長光院長のご挨拶の後同級生達と現在の状況や昔の思い出など楽しく語らいました。

山口市グランドホテルでロコモを科学する会があり参加しました。骨粗鬆症性脊椎骨折のテリパラチド治療 について山口大学整形外科 吉田祐一郎先生が講演されCKD(慢性腎臓病)患者の骨折リスクが高いこと,現代人はリンを過剰摂取によりeGFR60以上でもVitD3が急激に低下して骨折リスクが高くなること、偽関節の痛み に対してテリパラチド は有用でビス剤の服用歴のない人の方が除痛効果大きいがQOLを改善するまでには至らないことも教えていただきました。次いで下関済生会病院 阿部幸雄先生が高齢者橈骨遠位端骨折に対する手術的治療を再考するという講演で橈骨遠位端骨折は生命予後には関連しないが年間11万人発症し、QOLを障害すること、 女性は骨粗鬆症合併が多いとのことでした。上肢には285kgの圧がかかっており、 必ずしも非荷重関節ではないというのは認識を改めにしました。

2/14バレンタインデーに東京でリリーbone speaker conferennceに参加しました。朝8:30からでしたが熱いディスカッションがあり勉強になりました。その中でイントラクティブプレゼンテーションという講演でグローバリンクの大串先生のお話が大変勉強になりました。効果的プレゼンの為に聴衆と対話すること、聴き手の興味をいち早く気づいてプレゼンし時間内に簡潔にまとめることを学びました。聞いてもらえるプレゼンはインパクトとアクションでシンプル、スピード、セルフコンフィデンス(自信)が大事で15秒や1分でプレゼンするときに挨拶、名乗り、マイゴール、セールスポイント、結びという基本とプレゼン全体の流れとシナリオを考えるといった基本を教えて頂きました。メラビアンの法則で人は見た目が55パーセント、話し方が38パーセント、言葉が7パーセントということで滑舌練習まで教えて頂きました。帰ったらすぐ練習ですね。以前船井総研のセミナーでご一緒した斉藤究先生と再会できたこともいい経験でした。

2/13クリニック終了後に翌日のセミナー参加の為東京に行きました。高校の同級生と会う前にJINSの原宿店に行きJINS MINEというウェアラブルメガネを購入しました。目の動き疲労やバランスをモニターできるジャイロセンサーを搭載していますので帰ってからフィットネススタジオのスタッフと使用してみるのが楽しみです。

フィットネススタジオ進行状況です。2月初旬から粋酔の内部の解体が始まりました。実はここまでの仕事は私はしていませんがとよたメディカルラボのスタッフが手分けして行っています。これからプロが入って内部の工事が始まりますので乞うご期待を。




2/6,7は神戸で日本フットケア学会があり、理学療法士の林さんと参加、発表してきました
看護師さんの参加が多く、形成外科、皮膚科の先生の創傷処置の講演は参考になりましたし、何よりフットケア指導士の看護師さんたちのパワーが凄いです。整形外科医としても負けずに勉強していきます。

1/30はクリニック終了後すぐに、セントコア山口で開催された熊本県人会樟山会に参加しました。平均年齢は高いのですが、熊本県出身か熊本県にゆかりのある人々で結成されたことを嬉し思います。

クリニックばんぶう2月号に「生き残る整形外科の経営戦略」の特集で当院の取り組みが掲載されました専門性の明確化により患者とスタッフを集める、という見出しで紹介していただきました。立ち上げ準備中のメディカルフィットネスクラブのことも紹介していただいています。