先日りがハビリ中に胸部痛を5分間自覚された患者がいらっしゃったので、呼ばれて行った時には症状は消失していましたが、以前も一度あったとのことでしたので念のためとお断りして向かいの循環器内科に紹介してみていただいたところ今の時点では問題ないが狭心症の可能性は否定できないので画像検査しますとのことでした。スタッフ間の連携も良かったのですが、リスク管理の重要性を再確認しました。
山口市グランドホテルでロコモを科学する会があり参加しました。骨粗鬆症性脊椎骨折のテリパラチド治療 について山口大学整形外科 吉田祐一郎先生が講演されCKD(慢性腎臓病)患者の骨折リスクが高いこと,現代人はリンを過剰摂取によりeGFR60以上でもVitD3が急激に低下して骨折リスクが高くなること、偽関節の痛み に対してテリパラチド は有用でビス剤の服用歴のない人の方が除痛効果大きいがQOLを改善するまでには至らないことも教えていただきました。次いで下関済生会病院 阿部幸雄先生が高齢者橈骨遠位端骨折に対する手術的治療を再考するという講演で橈骨遠位端骨折は生命予後には関連しないが年間11万人発症し、QOLを障害すること、 女性は骨粗鬆症合併が多いとのことでした。上肢には285kgの圧がかかっており、 必ずしも非荷重関節ではないというのは認識を改めにしました。
2/14バレンタインデーに東京でリリーbone speaker conferennceに参加しました。朝8:30からでしたが熱いディスカッションがあり勉強になりました。その中でイントラクティブプレゼンテーションという講演でグローバリンクの大串先生のお話が大変勉強になりました。効果的プレゼンの為に聴衆と対話すること、聴き手の興味をいち早く気づいてプレゼンし時間内に簡潔にまとめることを学びました。聞いてもらえるプレゼンはインパクトとアクションでシンプル、スピード、セルフコンフィデンス(自信)が大事で15秒や1分でプレゼンするときに挨拶、名乗り、マイゴール、セールスポイント、結びという基本とプレゼン全体の流れとシナリオを考えるといった基本を教えて頂きました。メラビアンの法則で人は見た目が55パーセント、話し方が38パーセント、言葉が7パーセントということで滑舌練習まで教えて頂きました。帰ったらすぐ練習ですね。以前船井総研のセミナーでご一緒した斉藤究先生と再会できたこともいい経験でした。