私の息子が、反抗期になったころに息子のことを詠った短歌が、私の歌集の中にあります。

 

「わが言葉たたみて吾子は反抗の足音をたて階段のぼる」

 

 

 

 

思えばそれまで詠った歌は、喜びの短歌が多かった。

 

「天に向け尿を飛ばせる空を蹴る、この子(おのこ)はコウノトリの子」

 

「はじめての春に触れたる足ならんベビーカーより空蹴らんとす」

 

 

反抗は、成長の証しなんだなあ!